イチジクの株元緑化計画がきっかけとなった2022年。
イチジクの株元緑化計画2023年開始
3月になりイチジク株元の緑化を始めようと新しく植物を迎え入れる前に、
ヒョロヒョロと伸びバサバサとなって倒れるサントリナの株下に、新芽が芽吹いていたのを確認してから切り戻し剪定をしてスッキリさせました。
そして、フェイジョアの右側の奥にラバンディン系とイングリッシュ系のラベンダーを植えていたのですが、そこだとよく観賞できないので、そのどちらかのラベンダーをサントリナの左に移植しました。
こうして準備をして新しく迎え入れた1つ目の苗はヘンルーダ(ルー)と呼ばれるミカン科の常緑低木です。
実はイチジク裏にもこのヘンルーダを植えていたのですが、イチジクの葉が茂って全く表から見えなくなってしまったので良く見える場所に移植したら移植時期に失敗して枯らしてしまったのです。
今度こそ植える場所を失敗しないようにとイチジクの幹とローズマリーの間に植えました。
2つ目はゴマノハグサ科の多年草(耐寒性多年草)ベロニカ・オルナタ(トウテイラン)で、サントリナとラベンダーの間に植えました。
目指すは冬でもイチジクの株元に緑(葉)があることなので、ベロニカ・オルナタは冬季常緑~半常緑種ですが、ここの気候なら冬でも葉があると思って購入しています。
そして、最後はグランドカバーになることを期待して葉の形に一目惚れしたシンバラリア2株を最前面に植えました。
サントリナの前にレンガで作ったサークルがありそれに続きレンガの小道を北側に走らせていますが、このイチジクの株元緑化の境界をレンガの小道と決めているので、
シンバラリアがレンガの小道にかかるように這ってくれるのが理想です。
だいたい植えてから20日後です。
ギボウシも新芽が芽吹き始めましたが、植えた植物もそんなに直ぐには生長しないのでまだ寂しく地面が見えます。
緑化計画2023年5月
5月初めにはこれだけ葉が茂りイチジクの株元周辺の地面も緑に覆われて満足していました。
欲を言えばシンバラリアを後3株程植えていれば、レンガの小道沿いの地面が隠れ理想に近づいたのに。
緑化計画2023年6月
(上記の写真でラベンダー・グロッソと記載していましたが、花穂の付き方からイングリッシュ系ラベンダーかもしれません。)
1カ月経った6月にはイチジクの葉で陰になり日向を求めてかイチジクの葉につかえてか、ラベンダーの花茎やローズマリーなど草丈のある植物は横に伸びています。
去年よりイチジクの実も増え樹高も高くなり枝葉も広がりここまで茂ると葉の重みで枝が前下がりに傾き、株元の植物たちは覗き込まないと見えません。
そのためイチジクの枝に紐などを結んで枝が立ち上がるように調節をしました。
緑化計画2023年・秋
暑い夏も過ぎ気付いた時には何とシンバラリア2株が、直射日光が当たったせいか消えていたのです。
あれ?どこに行ったの?とショックを受ける暇もなく、今度はラベンダーも枯れかかっているではありませんか。
半分、復活することを期待して半分、諦めてそのままにしておきましたが
消えたシンバラリアのせいで露わになった地面と枯れかかったラベンダーを誤魔化すため、モクビャッコウとブルーベリー・インディゴブルーの鉢植物を置いています。
緑化計画2023年・冬
秋が終わり冬が来る頃にはギボウシも落葉し、残った植物もだんだん寂しくなってきました。
モクビャッコウの鉢の右(枯れた茎のみなので見えにくいです)が枯れたラベンダーの残骸。
その右横が変色した葉で今にも枯れそうなベロニカ・オルナタです。
そのベロニカ・オルナタは冬季常緑から半常緑なので、冬の時期、落葉していただけで株下に新芽が覗いていました。
ベロニカの右横のサントリナも新芽が生え始めていたので、ベロニカ・オルナタと合わせて古い葉を整理し小さく仕立て直す切り戻し剪定をしました。
もう1株のサントリナは黄葉したギボウシに紛れて分かりにくいですが芽吹くこともなく完全に枯れてしまっていました。
2023年の緑化計画
あれだけ陰を落としていたイチジクの葉も落葉して枝だけになり、落葉中のギボウシの葉が余計にみすぼらしく見せ、小さなベロニカ・オルナタの株が一層寂しく感じさせます。
そして、イチジクの幹より後ろはまだ手付かずの上、株元周辺の地面がまた露出し土が剥き出しになりました。
今回、植えた植物の種類が少なく枯れて消えた植物もあり緑化計画は上手くいかず振り出しに戻ってしまいました。