イチジクの株元周辺緑化計画2024年度始動
イチジクの株元緑化計画2023年度は失敗に終わり、
露出地面を見て来年の春まで待つことができず、今からでも植えれる植物はないかと探していました。
植える植物の条件は、
・常緑種(冬季半常緑)であること。
一年中葉があれば地面は隠れるはず。
・耐暑性があること。
暑さだけが原因でシンバラリアやラベンダーが枯れたとは思いませんが、我が家の庭では基本耐暑性優先で考えています。
・草丈が低くグランドカバーになること。
前回はイチジクの葉につかえるほど草丈が高く育ち花茎などが曲がったり(倒れたり)したので植物に負担がかからないように、また日陰や蒸れを防ぐためにも草丈の低い植物で地面を隠すならグランドカバーに向いている植物がいいのではと考えました。
この3つの条件を元に探した植物が、
イチジクの幹から1列目に植える耐寒性多年草、冬季常緑~半常緑のアジュガ・チョコレートチップです。
アジュガの中でも葉が小さい小型種でその分、生育が遅いので小スペースのカバーがお薦めです。
夏暑い地域では葉焼けの心配があるのでやや半日陰に植えると良いらしく、日陰にも強いので一番日陰になる幹近くに植えます。
2列目に植えるのは宿根草(耐寒性多年草)、冬季半常緑~落葉種のベロニカ(トラノオ)・ティダルプールです。
私には珍しく青い花を咲かせる植物を選びました。
コバルトブルーの花をびっしり咲かせグランドカバーに最適なのですが、比較的生育が大人しく狭小地など限られたスペースに向きます。
冬季半常緑ですが比較的温暖なこの地域では落葉することはないだろうと思って選んでいます。
3列目に植えるのは宿根草(耐寒性多年草)、冬季半常緑~落葉種のポテンティラ・クランジーです。
私の好きな黄色い小花をびっしり咲かせグランドカバーにお薦めです。
苗が届いた時、丁度紅葉の時期で葉の色の移り変わりが楽しめました。
こちらも冬季半常緑ですがここの気候では落葉することはないだろうと選んでいます。
そして、日向に向くので一番外周に植えます。
植える前の下準備
まず、新たに植物を植える前に、
ベロニカ・オルナタの古い葉を剪定整理し、小さな株になったベロニカ・オルナタをルーの近くに植え直しました。
サントリナも切り戻し剪定をし小さく仕立て直したのですが、毎回剪定をしても日が当たる場所に植え直しても綺麗にこんもりと丸く育てることができず、花も見たことがないのでまた移植することにしました。
ただ、植える場所が決まらないので鉢栽培にして来年春まで様子を見ることにします。
植栽をした12月
ネットで購入した苗が届いたので植え込み作業をしました。
露出した地面に小さな苗を間隔広めで植えたせいか余計に寂しく感じられます。
しかも、購入した苗数では少なかったようです。
寒い冬の時期、育成中と言ってもこの時期は大きく成長することもなく変化は見られません。
ベロニカ・ティダルプールもポテンティラ・クランジーも冬季半常緑で耐えてくれましたが、今にも消えそうで心配でした。
植えてからもうすぐ3月
植えたばかりの冬の12月の方がまだ苗が大きく、もうすぐ3月になるというのにこのような状況です。
最前面に植えてあるポテンティラ・クランジーの存在が分かりますか?土に同化して分かりづらいですが、これでも細々と黄葉した葉があります。
どのくらいの成長速度でどのくらい株が張るかも予測できず、グランドカバーにしたい場所の必要苗数を読み間違い苗数が足りず失敗してしまいますが、後2、3倍の苗が欲しかったですね。