シェードガーデン:日の当たらない場所で日陰で育つ植物を栽培してつくる庭。
我が家のレイズドベッド
レイズドベッドとは英語でraised bed、直訳すると「上げられた花壇」という意味で、土を地面より高く上げ何らかの方法で囲い込んだ花壇ことです。
では、花壇はというと地面と同じ高さに植物を植え、歩く場所と植物を植える場所を区切るために作られたのが花壇です。
我が家の庭でレイズドベッドと呼んでいる場所は、フェイジョアの株元周辺に下草などの植物を植えたく、
歩く場所と植物を植える場所をゴロタ石で区切り少し土を盛っただけの場所なので「花壇」と呼んだ方が近いのかもしれませんが、
「レイズドベッド」と呼んだ方が響きがお洒落で、格好付けてそう呼称していたのが今に至ります。
レイズドベッドを作ったお話です。良かったらご覧ください。
しかし、呼び方はお洒落でも今やお洒落でも何でもない、ゴロタ石で区切っただけの場所と化しています。
レイズドベッドに植えていた植物
当初、レイズドベッドでは「ハーブエリア」とテーマを決め、食べたり飲んだりできるハーブを栽培していました。
手前右側のローマンカモミール3株の1年目は綺麗に葉を茂らせ花も咲かせ、ハーブティーまで作って楽しみましたが、
切り戻しをした2年目はボリュームもなくひ弱な苗が四方八方に倒れ、みすぼらしかったので3年目には引っこ抜きました。
そのカモミール後列に植えていたシルバーグリーンの葉のサントリナ3株も、2年目からカモミールと同じような状態になったので移植し、
大きな葉のアーティチョークの左に植えているラベンダーは、折角の花が見えないので良く見える場所に移植し、
ラベンダーの左奥に植えてあるサラダバーネットもいつしか枯れてしまい、それぞれの理由でレイズドベッドの植物たちは消えていきました。
レイズドベッドに残っている植物
現在、レイズドベッドに残っている植物は、草丈が高い大きな葉のアーティチョークとフェイジョアの後ろに植えている強健なローズマリー。
そして、レイズドベッドの左端に植えている花付きの悪いワイルドストロベリーです。
実はそのワイルドストロベリーの右に、カモミールなどがなくなった後に植えたカリブラコアが植えてあります。
今年もかろうじて数輪程の花は咲かせましたが、ほとんど葉も付けず茎も貧弱でこれも四方八方に倒れみすぼらしくなっています。
このように、我が家のレイズドベッドは植物が育たたない場所にもなっています。
レイズドベッドの植栽計画
レイズドベッドを作った当初は日が当たっていましたが、年月とともに周りの樹木が育ち日陰になる時間帯が増えました。
また、草丈が高くなるアーティチョークには日が当たりますが、そのアーティチョークの大きな葉も影を作ります。
このレイズドベッドで植物が育たない一番の原因が日当たりの悪さだと分かっていました。
それが、今年、アーティチョークの間に植えていたタンジーを移植したことから、そこにあるゴロタ石を取り除いて
レイズドベッドを拡張するロック花壇の改装を計画中なので、そこに植える植物たちの植栽計画も立てようと思っています。
ロック花壇の改装計画のお話です。良かったらご覧ください。
レイズドベッドでシェードガーデンを
我が家の庭はどちらかというと日当たりが良くシェードガーデンと縁遠いのですが、
好きな植物の傾向が日陰で育つ植物が多く、日が当たる庭のあちこちに樹木や植物の影を利用して少し無理もありますが植えています。
そこへ、日当たりが悪いレイズドベッドで規模は小さいですがシェードガーデンを作る事ができるのなら、堂々と日陰で育つ植物に手を出せます。
たまたまホームセンターで時季外れかヒューケラがお安く売っていたので2株ほど購入し、先走ってレイズドベッドに植えてしまいましたが
日陰に耐性があるヒューケラをそこで問題なく栽培できるようならば、庭の南側に植えているクリスマスローズの株を半分移植し、
大きくなり過ぎたギボウシの株分け苗や日が当たり過ぎて葉焼けしているシダ類も移植したい。
そして、憧れの山野草の栽培にもチャレンジしてみたいな。と、場所が足りなさそうですが計画は膨らんでいます。