今回は、
石積み花壇に植えている樹木の7月までの出来事 アジサイ・ヤマボウシ遍
で、まだ紹介していない樹木のお話です。
忘れているカンノンチク
石積み花壇のヤマボウシの株元に植えているカンノンチクです。
カンノンチクはヤシ科の常緑性木本で3mほどの樹高になります。
このカンノンチクは義父から頂いたもので数少ない常緑性だったのですが、カンノンチクの和風もしくはアジアン風の雰囲気が他の樹木と合うか
植える場所に悩み、2、3箇所移植を繰り返しながら最終的にヤマボウシの株元に収まりましたが、未だにこの場所で良かったのか分かりません。
しかも、植えてから4年以上になるのですが、少しも樹高が高くなったと思えないほど変化が見られず、
それほど生長が遅く存在感がないカンノンチクなので、そこに植えていることも忘れてしまいます。
サンゴジュハムシの食害にあったオオデマリ
今年の4月はサンゴジュハムシの食害にあい、沢山の穴だらけの葉を見ることになりました。
薬剤散布をして幼虫退治に励み、5月に無事、沢山の白いボールのような花が見ることが出来ればと待ちましたが、1輪も花を見ることが出来ませんでした。
オオデマリは最低限の剪定にしないと花付きが悪くなるらしく、そうと知らずヤマボウシに枝葉が当たるからといっては剪定し、
花壇から飛び出して樹形が乱れるからといっては剪定してしまい、最低限の剪定どころではなかったです。
花が咲かない原因が分かりすっきりしましたが、やみくもに剪定していた自分にショックです。
6月は左側のヤマボウシと右側のスイフヨウに挟まれ前にはアジサイもあり、窮屈そうにこじんまりとしているオオデマリの姿が見て取れました。
1か月後、またもや食害の葉が増え葉をチェックすると、今度はサンゴジュハムシの成虫を発見しました。
成虫は薬剤散布ではなく捕殺退治になるので、その穴だらけの葉と一緒に成虫を取り除きました。
他にもサンゴジュハムシの成虫がいないかチェックした7月のオオデマリです。
期待しているヒメイチゴ
ヒメイチゴはイチゴの木の矮性種でそんなに大きくなりませんと言っても、樹高2~3mまでなります。
常緑樹でイチゴの木という名前から苺のような実がなると想像されますが、ヘビイチゴより少し大きな実がなります。
植えた年から花が咲き実も出来ていたのですが、樹木の裏(コンクリートブロックに接する面)がどんどん枯れて裏だけ葉がありません。
それでも表からは分からないので誤魔化しながらも少しずつ生長し、毎年、花は咲き少ないけど実もなっています。
そして、今年は一段と樹高が高くなり、剪定が必要なほど葉が茂ってくれたのでヤマボウシの剪定ついでに軽く剪定し樹形を整えました。
ブロック塀に近接すぎて私の腕では写真撮影が難しいのですが、裏側は相変わらず葉が少ない状態で、
今年、我が家の庭の風通しが悪いことに自覚したばかりで、このヒメイチゴも近接し過ぎたコンクリートブロック塀の影響で
周囲の風通しが悪く蒸れたのではないのかと考えています。
今年は病気で強剪定したため花が咲かないギンバイカや花が少なかったフェイジョアも果実は少ないだろうし、
ヤマボウシも剪定中に若い実がポロポロ落下してしまい、残るヒメイチゴの実に期待したいところですが
果実酒が作れるほど収穫出来たら何より嬉しいです。
石積み花壇内の樹木たちの周り
写真の右端で切れて写っているのがスイフヨウです。
左端のほんの少ししか見えていないのがサクランボの木。もっと少ない葉がモミジです。
花壇内の樹木より更に奥のバックに見える樹木は、お隣さんのツバキにフジが絡まっている状態で3m以上はある高木になっています。
そして、ヒメイチゴの左隣りに植えているウエストリンギアも生長中で花壇一帯が少し鬱蒼としています。