道路向かい側の土手
我が家が住んでいる住宅街は随分昔に小さな山を切り崩してできた造成地のため、区画ごとに高低差のある住宅地でした。
我が家の敷地の場合、角地のため南側と東側は隣地で西側と北側には道路が走っており、その道路を挟んだ向かい側が高さ2~3mの土手になっています。
土手をメインとした写真ではないので全景ではありませんが、左側のピンクの花はシランで右にある電柱より更に右のピンクの花はカタバミです。
その土手は道路と一緒の「市」が持ち主で、擁壁などで固められた土手ではないので自然と植物が生い茂り
毎年、8月頃その土手の除草作業を区の管轄で行われていましたが 、それが昔からある土手のせいか、
低木中木などの様々な樹木が植えられ、一部には屋根瓦で囲って花壇のように草花が植えられたといった状態で、
(昔、どういう取り決めがあったのか知りませんが区の管轄で除草作業が入っても、暗黙の了解なのか現状のままでした。)
その代わり除草の時期が来たら樹木以外の草花は花が咲いていようが綺麗な緑(葉)を茂らせていようが全て除草されていました。
土手植物の処分
夏になると、写真に写っている樹木より更に生い茂った樹木が北側の土手(丁度我が家にかかる範囲)に並んでいました。
今年の3月、毎年行っていた除草作業を今後取り止め、8月頃から土手に防草シートを設置する工事に入るので、
土手に植えられた樹木で残したい樹木があれば残すので判断して欲しいと、除草作業をする業者から個別に話を頂きました。
また、草木を植えたのは以前の住人なので業者に権限はないのではっきりとは言いませんが、
欲しい草木があればそれまでにどうぞ。と言ったニュアンスの話も頂いていました。
8月中旬、その防草シート設置工事のため土手の除草作業に入ったので、以前の住人が植えたであろう沢山の植物や自然繁殖した植物の中から、
花が咲いた草木などを紹介するとともに、残す樹木と我が家の庭に移植した草花のことも含め話したいと思います。
※植物の紹介は年度ではなく月ごとにまとめています。
P.S.防草シート設置工事をするエリアの中で我が家前の西側と北側が一番樹木や草花が茂っている土手でした。
1.ユキヤナギ
土手に植えられたユキヤナギから飛来した種が我が家のアプローチで自生し、その苗木を庭に移植して栽培しています。
まだ、ここまで花は咲かず土手に咲いたユキヤナギの花が綺麗で切り花用で頂いていました。
そして、このユキヤナギをきっかけに土手の植物に興味が湧き、土手にどんな植物が植えられているのか観察していたと思います。
綺麗な花のユキヤナギでしたが伐採されたので残っていません。
今後、紹介する草木は特記がない限り伐採、もしくは刈り取られています。
2.スノーフレーク
スズランと勘違いして毒があると思いノータッチだったのですが、話を頂いていざ移植しようとしたら気付いたスノーフレークです。
(スズランとは花の付き方も葉の形も全然違うのにね。)
話を頂いた時には既に花が咲き、移植するには遅かったですが夏よりいいだろうと今年の春に実行しました。
北側土手に横一直線に花が咲くほど繁殖していたので、シャベル一杯分ほど庭に移植し、一時は花も咲かせていましたが、
花が終わるとすぐに葉も枯れ地上部から消えてしまったので来年、無事に芽吹いてくれるか不安です。
3.ハナニラ
よく見る花でしたが名前まで把握しておらず、今回、移植することになってやっと名前が分りました。
ハナニラは白もあれば青も少しばかり咲いていましたが、白のみをスノーフレークと一緒に移植しました。
今考えれば青の花も移植すれば良かったと少し後悔しています。
ハナニラはスノーフレークほど繁殖はしておらず、我が家の庭のスノーフレークの前面に少しばかり植えました。
2024年8月下旬現在
現在、大まかな伐採と草刈りが済んでしばらく土手に避け、乾燥させていた植物の回収が終わったところです。
樹木はまだ株が残り、草花も地表部を刈っただけで根が残っている状態ですが、樹木は抜根出来ても草花はどうするのか興味津々です。