土手の4月の植物
10.ノイバラ
5月、土手に咲くノイバラも綺麗でしたがノイバラの写真がありません。
西側と北側の土手が交わる部分に集中してユキヤナギからコデマリ、ノイバラと白い花の樹木が植えられ、
そこに名前の分からない草木もあり、ノイバラのツルが絡んでいるのか他の植物が絡んでいるのかカオスになり、
ある程度全体が分かるノイバラの写真を撮りたかったのですが、そのカオスを解そうとして解せず棘が痛くて諦めたといういきさつで写真は撮れませんでした。
11.シラン白
紫も咲けば白も遅れて咲き、紫の中に白が混ざって咲いている西側の土手です。
色が違うだけで開花がずれるのは不思議ですよね。
紫より白は少ないのですが、この白いシランも前住人の好みだったとしたら、自宅前の土手に白い花を咲かせる樹木や草花が多いことに納得です。
12.ミヤコグサ
ピンク色のカラスノエンドウは見たことがあるのですが、黄色の花はこの土手で初めて見ました。
しかし、キバナカラスノエンドウを調べるとクリーム色の花で、こんなに黄色い花ではありません。
更に調べると、どうもミヤコグサのような気がします。
ミヤコグサもマメ科なのでピーピー豆が出来るんですね。(最初、ピーピー豆を見てカラスノエンドウと判断していました。)
この植物も今年初めて土手で見かけ、ほんの少しだけしか生えていないので最近自生したのではと思っています。
注)セイヨウミヤコグサかもしれません。
13.チガヤ
穂がなるイネ科の植物はいろいろと種類が多く判別が難しいのですが、5月に穂がなることと、
どこにでも生えていることで、よく見かけるイネ科のチガヤではないかと思っています。
実はイネ科のアレルギーを持っているのですが、この時期になったらアレルギー反応がひどくなるので、この土手のチガヤの「穂」が原因だと思っています。
シマダンチク
白と緑のストライプの葉が美しい時です。(葉だけなのでカウントしていません。)
最初、シマススキ(イネ科)と思っていましたが、ススキにしては葉が太いし何より茎が伸びると節から葉が出ているのでおかしいなと思いながら、
ここでやっとグーグルレンズを思い出し調べた結果、シマダンチク(イネ科)とシマアシ(イネ科)が候補に挙がりました。
ここでも比較したのは葉の太さと草丈で、シマアシの葉は細くてそんなに草丈が高くならないからこれはシマダンチクかな?と。
イネ科の判別は私には難しく10月の紹介で「穂」が出て来るのですが、それによりシマダンチクではないのかと思っています。
毎年、春から芽吹き始めあっという間に大きく立派に育ち道路にはみ出すほど茂っているので、草刈りした後の残った地下茎は手強そうです。
14.オオキンケイギク
私の好きな黄色い花・・・庭に移植でも?と思っていたら、平成18年に外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、
日本の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがある植物なので、生きたままの運搬や栽培、譲渡などが原則として禁止されているではありませんか。
でも、花弁のシワか何かが違うような気がし、ホソバハルシャギクにも似ているような気がしますが・・・、オオキンケイギク?
見極めるには葉らしいのですがその葉の写真もピンボケしており、実物もないので確かめようがありません。
ちなみに土手には群生せずポツポツと生えていましたが、もしオオキンケイギクだったら根を残さず引き抜いて除草すること。
種子や根を落とさないように袋に入れて枯らすこと。そして、燃やせるゴミと同様に処理をすること。などの慎重なお願いをされる植物です。
15.ヤエウツギ
小花が集まって咲かせるので花の形が判別しにくいのですが、葉の縁が小さいけど鋸歯状になっているのでヤエウツギだと判断しました。
毎年の区が委託している土手を除草する業者は、流石に樹木の樹形を整えるような剪定まではしないようで樹形が乱れまくっています。
やはり、ここにも白い花が咲く樹木があるので、いよいよ前住人の好みが白い花と思えてきました。
2024年8月下旬現在
伐採すると決まったドウダンツツジとカラタネオガタマ(まだ紹介していない樹木です)、実はまだ2つの樹木は伐採されていません。
土手の樹木でこの2つの樹木と土手一面に植えられたツツジとアジサイ以外の樹木は全て伐採が完了していました。
ところで、我が家がある区画が右側なら左側にも区画があり、そこの土手から防草シートを張り始めていました。
しかも、樹木の株も草花の根も残っているのにその上にシートを被せるように張り凸凹です。
防草シートがテント地のようにしっかりとし光を通さないので、根があっても植物が育たないからOKということですかね?