去年9月の我が家の庭の草花を紹介します。
トウテイラン(ベロニカ・オルナタ)
ゴマノハグサ科耐寒性多年草のトウテイラン(ベロニカ・オルナタ)です。
まだ、株は小さいですが蕾がたくさんあり、9月上旬からぼちぼちと花が咲き始めシルバーグリーンの葉に薄紫色の花が涼し気な印象を与えてくれましたが、
流石に全部の蕾が開花することはなく、花穂の途中で開花が終わっていたり開花せず蕾のまま枯れているのもありました。
耐寒・耐暑性があるといってもやっぱり暑すぎていまいち元気がないのか、5月頃、新芽の先の切り戻し剪定をしなかったからでしょうか?
ヤブラン
ツワブキの写真?いえ、左端に斑入りヤブランに花が咲いてます。
キジカクシ科の常緑性ヤブランで斑入りです。
偶然、撮れた写真でこうして見直すと9月にヤブランの花が咲いたのね。と、気付くことができたのですが、
花が咲いたことも気付かない程で、我が家のヤブランの花が沢山咲いた姿を見たことがありません。
スイフヨウ
アオイ科の落葉樹、スイフヨウは我が家では9月下旬頃から開花を始めます。
一斉に開花をしないので満開に咲き誇るイメージはありませんが、蕾は多く時間差で花を咲かせています。
午前から午後にかけて白色からピンク色に変わり、その日の内に萎む濃いピンクの花がら。次の日には新たな花がまた白からピンクに変わっています。
スイフヨウの株元から剪定したその後
2023年の年末、スイフヨウを植えてから初めてスイフヨウの株元50cmほど残した強剪定をしました。
スイフヨウを初めて強剪定したお話です。
大きくなりすぎるスイフヨウは、春から秋まで旺盛に枝葉を伸ばすから安心して株元からバッサリと剪定しても大丈夫!と言われても、
何事にも初めてというのは不安で、株元から剪定してしまったけど本当に枝葉が生長して花を咲かせるか心配。と思いながら今年を迎えました。
スイフヨウの切り口に癒合剤(保護剤)など塗っていないので、切り口がカビ?で黒くなっています。
切り口が黒いからといって枯れることもなく心配はしていませんでしたが、この頃は何も変化がないことに不安でした。
4月にもなるとスイフヨウの株元に植えているシャガの花が咲き始めました。
スイフヨウは落葉樹なのでこの時期、葉がなく影響ないと思うのですが枝を剪定しただけで日当たりが変わったのか、今年はシャガの花が随分と多く咲きました。
そして、この頃になるとスイフヨウの枝から新芽が芽吹き始めました。
5月末には樹高1m以上にもなり、そろそろ小道にはみ出してきたので軽く剪定しました。
8月になればお隣の窓を隠すほど生長し樹高も3m近くになっています。
スイフヨウの花芽は7月以降に出来るので、それ以降は花数が少なくならないように剪定を控えるのですが、
通路の邪魔になったり隣家にはみ出したり、伸びすぎた枝葉が他の植物に支障を来すので剪定してしまいます。
それでも我が家の場合、7月や8月上旬でも花芽は見当たらず、9月の頭で剪定した枝葉には花芽ができていました。
スイフヨウの花芽は分かりやすいので先にチェックして剪定するかしないか判断し、少々花芽がある枝葉を剪定しても時期が来れば沢山の花が咲きます。
ただ、我が家みたいに年末に株元から剪定してもやはりここまで大きく育ち、離れた場所からは見えますが近くから見ると花の裏しか見えません。
栽培スペースがある人は、スイフヨウの樹形が丸くなるように剪定で調整し、木の下側でも花を咲かせそれは可愛らしくまとめていらっしゃいます。
スペースがない我が家の場合、今期の株元の剪定を30cmにし、不要な葉の剪定だけではなく1.8m以下に抑える剪定もし、
スイフヨウの花を綺麗に眺められる樹形を作ることを目標としたいです。
バッサリ剪定しても大丈夫!
スイフヨウを初めて株元から50cmほど残してバッサリと剪定し不安でしたが、こうして無事に生長することが分かり、
これほど生長が早く樹高も高くなるなら、毎年12月~3月に株元30~50cmほど残して剪定しても大丈夫ということです。
今年のスイフヨウの花は、また2024年9月の草花と花木で紹介いたします。