庭と家

心地よい庭と家にするため、してきたこと。したいこと。

我が家の庭で困った夏の雑草ベスト5位【メヒシバ・コニシキソウ・カニクサ・ヤブガラシ・ゼニゴケ】

 

雑草とは?

人の意図に関らず自然に繁殖する植物。景観を損ねる所に生え、人に望まれない植物などのこと。

雑草は生育旺盛で繁殖力が強い種類も多く土壌養分を横取りしたり、草丈が高くなって光を遮ぎり草花の生育不良の原因になります。

また、庭づくりをしていると好ましくない雑草で美観が損なわれ残念なことにもなります。

この暑い夏に旺盛に生長する雑草が我が家の庭で自由気ままに振る舞い、私を困らせる雑草ベスト5位を挙げたいと思います。

 

困った雑草第1位:メヒシバ

生えて欲しくない場所に生えるメヒシバ。

メヒシバ

メヒシバの繁殖力は凄く気が付いたらあちこちに生え、しかも一番暑い夏頃から草丈が伸び始め

サンダルを履き水やりをしていると葉先が甲や足首にカサカサと当たり鬱陶しいことこの上ない。

左:飛び石の隙間のメヒシバ
右:クリーピングタイムの中に生えるメヒシバ

夏の飛び石の隙間は他の雑草も消える程メヒシバに占領され、

クリーピングタイムが枯れているところにはそんなに生えないのに、クリーピングタイムが生えているところにわざわざ生えてくる。

以前、飛び石の隙間に苔を植えていた時や今回のクリーピングタイムでもメヒシバが生えてくるので、

メヒシバを取り除こうとすれば一緒に苔やタイムが抜けてしまい、最悪、苔の時は剥がれて美観が崩れてしまったことも。

生えて欲しくない場所に狙ったように生えるメヒシバに腹が立ってしょうがない。

※メヒシバより小さいコメヒシバかもしれません。

 

困った雑草第2位:コニシキソウ

敷地全体に広がり繁殖が凄いコニシキソウです。

コニシキソウ

コニシキソウも小さい内は故意的に残していたこともありました。

 

レンガサークルに生えてきたコニシキソウの話に触れています。

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左:レンガサークル
右:レンガの小道に生えているコニシキソウ

レンガサークルやレンガの小道の目地から生え、飛び石の隙間に敷いている砂利や駐車場の砕石砂利から生えているコニシキソウも多く、

30cm程まで枝葉を広げる株も多々ありました。

コニシキソウは肥沃で乾燥した酸性土壌を好むそうですが、目地や砂利下がそのような土壌になっているのでしょうか?

除草する時は根元を少し掘り起こし、根こそぎ抜くことができれば枝葉がごっそり取れ気持ちが良いですけどね。

コニシキソウは種子で繁殖するので、今年は庭のあちこちに生え量も半端ないので、花を咲かせ種を作る前に取り除きました。

 

困った雑草第3位:カニクサ

カニクサの地下茎を残さず抜くことが難しいです。

カニクサ

葉の色や形が好みで庭に移植までしたことがあるカニクサ。移植した時点で私の中では雑草ではなかったのですが。

 

その時のカニクサのお話を書いています。

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庭に移植したカニクサは栽培環境が合わなかったのか根付かず、今ではつくづく根付かなくて良かったと安堵しています。

というのも、このカニクサ。柔らかそうな葉と細い茎に反して釣り糸のような中々強靭な茎をしており

葉の数だけ茎がありまとめて葉を引っ張ても茎と葉が切れ、根が土中に埋まったまま残る事が多いです。

つまり、地下茎が残りやすいので引っ張る事はNG。1株ずつ根がある部分まで掘り起こし取り除くことが大切です。

それなのに、気付いたら除草してしまうのでついつい引っ張ってしまうんですよね。そして、残った地下茎のことを忘れ、

北の砂利の駐車場で増殖するカニクサ

毎年、暖かくなったら北の砂利の駐車場にカニクサが生え、しかも当初より範囲を広げて増殖しています。

 

困った雑草第4位:ヤブガラシ

我が家の庭に毎年生えるヤブガラシ。

ヤブガラシ

ヤブガラシのお話も書いています。

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ヤブガラシも地下茎の長い根を掘り上げることが難しく、また掘りにく場所に生えるので途中で切れることが多いです。

それでも、光合成させないように生長させないように地上部のヤブガラシは取り除き、以前よりヤブガラシが生える量が減り

除草作業も軽減されたのですが、ヤブガラシの除草だけ飽きてしまったという。こんな理由あります?

 

困った雑草第5位:ゼニゴケ

(私の中で)見た目が不快なゼニゴケです。

ゼニゴケ

決まった場所に毎回繁殖していますが徐々に範囲は狭まり、取り除く時も鎌類で削げば簡単に取れるので困った感はそこまでありません。

ただ、ゼニゴケのイメージと見た目が気持ち悪いだけです。

 

ゼニゴケのお話も書いてます。

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困った雑草番外編:ドクダミとフキ

ドクダミ

ドクダミも毎年生えてきますが、敢えて残しているエリアがあるくらいなので我が家では雑草扱いではありません。

しかし、生えて欲しくない場所に生えると雑草という立場になる悲しいドクダミです。

カニクサやヤブガラシに比べたらドクダミが小さい内は同じ地下茎でも取り除きやすいです。

 

フキ

庭の景観にも食用にも役に立つフキですがフキも自然に繁殖し、生えて欲しくない場所までエリアを広げています。

フキの太い地下茎が石張りの石を持ち上げる前に、また宿根草エリアを侵食される前に抜いていますが中々手強いです。

 

まとめ

今回ご紹介した雑草は我が家の庭で生命力、繁殖力、環境などが適合し主に夏に見られる雑草で、

季節や環境、サイクルが変わればまた雑草の種類も変わってくると思います。

日頃の草抜きや季節の節目にはまとめて除草作業をしているので、雑草で庭を覆われるということもなく、

一概に草抜きが大変だ。ということで困っている雑草というわけではありません。

今、作っている庭に対して困っている雑草で、私が困っている理由を集約すると景観が崩れるという理由が大きいです。