石積み花壇の模様替え計画
石を積んで花壇を作り、そこに草木などの植え込みをして3年が経過した頃、いつもの見馴れた花壇だったのですが
毎年6月に青い花を咲かせるアジサイが2輪しか咲かず、しかも、その内の1株が枯れ始めるという出来事がありました。
枯れ始めたアジサイのお話を書いてます。
あれから枯れかかったアジサイは、枯れることもなく株元から新葉も見えるので来年まで様子を見るのですが、
枯れかかった原因が土の中かもしれないと思うと掘って調べたいという気持ちと、
場所が原因なら別の場所に移植して来年無事、茂った葉を見ることが出来ればこれ幸いで
いずれにしてもアジサイを掘り起こすので、この機会に石積み花壇の模様替えがしたいと考えるようになっていました。
石積み花壇がレイズドベッド
模様替えをするかどうか迷っている最中、我が家のフェイジョア周辺のレイズドベッドでも植物が育たずお洒落ではないと悩み、
お洒落なレイズドベッドにはどんなデザインがあるかネットで調べ、石やレンガを地面より30~40cmの高さまで積んで円形や四角の形を作り、
その中に土を入れそれぞれ植物を植えたお洒落なレイズドベッドの画像などいろいろと検索できました。
それらを見て我が家の石積み花壇も「レイズドベッド」と呼べるものだと気付いた事と、
(「レイズドベッド」ですが今後も、今まで我が家で呼称していた「石積み花壇」の名称で呼ばせて頂きます。)
我が家の石積み花壇が少しもお洒落に見えないことに気付かされてしまいました。
いつもなら茂っている葉がなく枯れかかったアジサイが、余計にそう思わせていることもありますが、
いつの間にか石積み花壇をどうしたらお洒落に見えるかを考えていて、模様替えをする方向で自分の中で決まっていました。
石積み花壇が出来上がるまで
今回、模様替えをする前に今の石積み花壇のコンセプトと経緯をお話ししたいと思います。
青い花のアジサイと青い水盤
石積み花壇を作って、まず最初に植えたのが義父から頂いたカンノンチクと青い花を咲かせるアジサイ2株でした。
その時、たまたま義父から頂いた青い大皿があり、たまたま水盤として使うことに閃き、
青い花のアジサイ2株を隣同士で植えても味気ないし、植物ではない物を置くのも変化が出て面白いのでは?
それに、色も同じ青系だから統一感が出て違和感はないだろう。という具合に軽い気持ちで水盤を設置したのですが、
この水盤が後々、いろいろと影響を及ばすことになろうとは思ってもいませんでした。
注文したオオデマリとホスタ
石積み花壇にアジサイ2株を植え水盤を設置してからしばらく経った頃、
注文していたオオデマリと、それを囲むように白斑入りのホスタと緑葉のホスタ2株を植えました。
庭の書籍を見てお洒落な庭にはホスタが植えてあると思っていたほど憧れ、庭にはホスタを植えると決めていたのですが、
とりあえず花壇に植えたホスタが花壇の全体を占めてしまうので、緑葉の2株のホスタを移植し残したホスタが白斑のホスタです。
植えたかったカシワバアジサイ
そのホスタと一緒に植えたかったけど植えなかったカシワバアジサイの組み合わせも、書籍で見たお洒落な庭で印象が強く
(後にカシワバアジサイから先に述べたオオデマリに変更しました。)
黄緑色の葉と緑がかった白色の花の中に涼し気な青色(紫陽花の花や水盤)を差し色にし、
石積みのグレーや木陰が作るワントーン落ちついた色合い。と、色の植栽イメージが固まり
「グレーの石積み=洋風」と「ホスタとカシワバアジサイ=お洒落」で「洋風のお洒落な石積み花壇」とテーマが決まりました。
この時の「お洒落」とは、書籍で見たお洒落な庭の参考事例のことであり、書籍に掲載された庭がどのスタイルの庭か分からず「お洒落」と呼んでいました。
石積み花壇が出来上がっていく過程です。
2021年5月、石積花壇作成。
2021年5月、アジサイを植え水盤を設置した話。
2021年6月、オオデマリを選んだ理由とオオデマリやギボウシの植え込みをした話。
2022年3月、ホスタを移植しカンノンチクやオオデマリも花壇内で移植した話。