伊吹石の飛び石の隙間
飛び石の隙間に苔を植えたりカタバミを移植したりとしてきましたが、niwaie-kaede.com
気に入った仕上がりにならず、残していたアカカタバミもその他の雑草の除草と一緒に消えていったのが2023年初夏でした。
飛び石の隙間2023年8月
夏に向けて草丈が伸びるメヒシバなどは気が付いたら除草していたので、生い茂ることはありませんでしたが、
それでも除草が間に合わなかったメヒシバの葉が足の甲に当たって不快なので、葉だけむしり取ったりしていました。
飛び石の隙間11月
秋になると生えている雑草がメヒシバからアカカタバミに変わりました。
多年草のアカカタバミは飛び石周りの栽培環境が合っているらしく、一旦消えてもまた繁殖し、
その度にアカカタバミの色が気に入らず除草していましたが、放置するとどこまで群生するか見てみたいと様子を見ることにしました。
飛び石の隙間2024年3月
庭の別の場所でムラサキサギゴケを植えているので、飛び石周りにも繁殖したのかと思ったら自然に繁殖したトキワハゼでした。
トキワハゼよりムラサギゴケの方が花が大きく色が濃く、写真では見えませんが花弁の模様が違っていたりとします。
また、花弁の上唇部が尖っていたらトキワハゼ、割れていたらムラサギゴケと違いがあります。
可愛らしい花を咲かせるトキワハゼが隙間を埋めてくれたら嬉しいのですが、花が終わり葉だけになってしまったら間違って除草してしまいます。
飛び石の隙間4月
去年の秋はまばらだったアカカタバミも、春になるにつれて随分と増えてきました。
そのアカカタバミと一緒にその他雑草も生え、アカタカバミと色が違うのでよく目立ちます。
アカカタバミは他のカタバミより草丈が伸びないので邪魔にならず、その他の雑草がそこまで生えてこないので有難いです。
飛び石の隙間5月
5月にはアカカタバミにも私の好きな黄色い小花が咲きます。
葉の量に比べて花数は少ないですが、黄色い小花が沢山咲けば飛び石の雰囲気も随分と変わるでしょうね。
飛び石の隙間6月
小豆色の部分がアカカタバミで黄緑色がチドメグサです。
いつの間にかその他雑草がチドメグサに変わり、アカタカバミよりも多く茂っています。
チドメグサは湿気を好み、アカカタバミは乾燥を好みます。
梅雨の時期、湿気でアカカタバミよりチドメグサが増えアカカタバミの葉色が白けてきました。
チドメグサが自然繁殖し今のところ困るようなこともなく、どちらかというと草丈が高くならず緑が増え嬉しいのでそのままにしています。
飛び石の隙間7月
雨のお陰で随分とチドメグサが繁殖しました。
アカタカバミも6月の時より色が濃くなりその他雑草も生え、全体的に草丈が伸びフサフサしてきたように見えます。
飛び石の隙間8月
やはり猛暑でチドメグサが消え、そして、去年の夏と同じでアカカタバミも消え飛び石の隙間の生態がガラリと変わりました。
今、飛び石の隙間を占めている植物といえば、雑草のメヒシバが大半でコニシキソウも生えています。
この様が我慢できず、わざわざ暑い8月に飛び石の隙間を耕すように除草することが恒例行事になってきています。
飛び石の隙間9月
耕すように除草したその後。
メヒシバがなくなった途端、アカカタバミとチドメグサが生えてきました。
もともとヒメシバの下で小さく生えていたのか、メヒシバがなくなってから生えてきたのか雑草の生命力は凄いです。
飛び石の隙間どうする?
1年以上飛び石の隙間の様子を見て来ましたが、アカカタバミとチドメグサがいい具合に生えているのは7月の梅雨までで、
梅雨が明ければメヒシバに占領され、除草すれば再びアカカタバミが生えて来るといったサイクルになってきています。
その飛び石の隙間に地面を覆う植物を植えたい気持ちはあるのですが、結局、メヒシバが生えて来ると思うと実行出来ません。
メヒシバに占領されたクリーピングタイムのお話も書いています。
1年中緑の葉を付け草丈がそんなに高くならず、日向日陰関係なく湿気や乾燥といった管理もなく育てやすい植物で、
それを植えたことでメヒシバが生えなくなる植物(苗)があれば是非とも植えたいです。