ハーブ花壇9月からの生長記録(9.4~10.9)
ハーブ花壇10月の様子
10月にもなると更に地面の露出が拡大し、鉢などを置いて誤魔化しているのですが残念なハーブ花壇は隠しようがありません。
■消えたハーブ
ハーブ花壇の左側に植えていたカーリーミントこと和名ちりめんはっかは、ちりめん状の丸葉が肉厚な感触で気に入っていたのですが、
いつのまにか枯れ気付いた時には茎の残骸が残っているだけでした。
ミントは交雑して雑種が出やすい植物と言われますが、この機会にハーブ花壇でミント類の栽培は1種類だけにし、
その他のミント類はそれぞれ鉢栽培にしようかと考えています。
9月にカーリーミントの右横に植えていたグラウンドアイビーの傷んだ葉が付いたツルを抜いていたのですが、
周りのハーブの葉がなくなった今頃になって、株ごとなくなっていることに気付きました。
どうも、気付かぬ内に株ごと抜いていたようで、左側の地面の露出はグラウンドアイビーがなくなったことが大きいようです。
■芽吹いているレモンバームとスペアミント
一番左端のレモンバームもその右上側に植えているペパーミントも、日常の剪定作業をさぼっていたら、
傷んだ葉を付けた細い茎が曲がりくねって倒れるようになり、それらの茎を剪定したお陰か新たに芽吹き小さい緑葉が生長しています。
■大量に芽吹いたイタリアンオレガノとオレガノ(スイートマジョラム)
見た目がそっくりなイタリアンオレガノとオレガノ(スイートマジョラム)は、区別がつかないほど茂り花壇の縁から垂れ伸びた茎が他のハーブと絡むこともありました。
そもそも、花を見るまでオレガノと思っていたのですが、実際はオレガノでもスイートマジョラムで匍匐性(這い性)とまではいかないものの、
やや這うように横に広がっていくので、その右に植えているこれまた絡みやすいタボールタイムと絡んで非常に面倒でした。
オレガノの絡んだ葉や垂れた葉を剪定していたことが切り戻し剪定になったのか、10月の今も綺麗に葉が茂り、
残念なハーブ花壇で一番元気に葉を茂らせているオレガノたちです。
■葉は綺麗なタボールタイム
タボールタイムはシソ科イブキジャコウソウ属の這い性タイムで、沢山の細い枝に緑色の葉は付けるけど枝が透け
ヒョロヒョロな枝が花壇縁から垂れオレガノやグラウンドアイビーと絡むので剪定していました。
このヒョロヒョロの枝に葉が茂らない姿が何か思い当たるなと思っていたら、庭で地植えしていたクリーピングタイムと同じで、
クリーピングタイムも這うように生長していましたが綺麗に葉が茂らず、しまいには剥げて汚らしくなったので、この秋とうとう処分したハーブです。
このタイムタボールのヒョロヒョロな茎も他のハーブと絡むので剪定していたことが切り戻し剪定になり、葉1枚1枚は綺麗に芽吹くのですが、
枝が透け葉が茂らないこの現状が気に入らないので、正直、ハーブ花壇から抜いてしまいたい気持ちはあります。
■新芽のラムズイヤー
茶色の枯れた下葉を切り取ること数回。
枯れても柔らかな質感のため切り取りにくく、腐ったような枯れ方が見た目も悪く栽培を諦め処分しようと
まず、枯れてはいなかったけど萎れたラムズイヤーを根元で剪定したら、小さな新芽が下から生えているのを見てしまいとりあえず放置してしまいました。
それから約2週間後。
更に沢山の生長した小さな芽を見てしまい、このハーブ花壇で来年も育ててみようと決めた10月でした。
■生長するラベンダーセージ
花穂の一番高い所で約130cm程まで生長し、花の鑑賞ができるようになったラベンダーセージですが、
更に生長し花穂までの高さが約150cmになった頃から傾き始め、とうとう右に倒れイチジクの木に突っ込んでしまいました。
今年は時期的にもう遅いので切り戻し剪定はしませんが、またコンクリートブロックの穴に紐を通して引っ張り上げました。
そう考えると130cm程がベストな高さで、切り戻し剪定の位置をもっと低い位置で剪定したり、
切り戻し剪定の時期が早ければ150cm程になった時、また切り戻す手もあり、
これからも剪定で高さ調節ができそうなので移植する計画を止め、このままハーブ花壇で栽培を続けようと思ってます。
そして、冬になったら地際まで刈り込んで来年のために準備をしようと思います。