ハーブ花壇10月からの生長記録(10/6~10/25)
ハーブ花壇10月下旬の種まき
10月下旬に差し掛かり、これから更に気温も下がりハーブの生長も大きく変わることはないだろうとハーブ花壇の生長記録を締めようと思っていたのですが、
以前から私の好きな黄色い花を咲かせるディル畑をどこかに作りたく、丁度、ハーブ花壇に露出した地面があったので、
アプローチに植えていたディルから収穫した大量の種を、秋まき期間が9月から10月だったので慌てて塩でも振るように一気にばらまいたのです。
その”ばらまく”という行為をしてしまい、後悔するのは11月になってからのことです。
ディルの種取りのお話です。
ハーブ花壇11月の様子
ディルの種を直接まく場合、地面に指で1cm程の筋(溝)を引きそこに種を蒔く”筋蒔き”をし、発芽したら間引いていき最終的に株間が20cmになるように調節するか、
20cm間隔に指で1cm程の穴をあけ3~4粒ずつ種をまくなどしますが、
塩でも振るように種をばらまいてしまったことで、あちこちに散らばって発芽してしまい発芽して欲しくない場所や
不規則に散らばっているので20cm程の間隔になるように考えて間引かないといけないという早くも面倒臭い状況に後悔するのでした。
ばらまかなければ良かったと後悔しながら、実はまだもう一つ後悔するようなことをしでかしていて、
ハーブ花壇に種をばらまいても随分と種が余っていたので、畑の空いたスペースに一つまみではなく一握りした種を落とすような蒔き方をしてしまい、
無事、発芽しましたが大量に密集して発芽したせいか土が盛り上がり、”芝生”のような塊ができています。
しかも、上の写真ヶ所以外の空きスペースに同じように種を蒔き、畑のあちこちに芝生ができてしまっています。
これらも間引きをして芽を少なくしていかないといけませんが、何事にも限度があると重々に後悔しています。
そうこうしていると、細くて小さい芽の中にディルの特徴持つ葉がちらほら見え、
生長が早い苗を残し他は地道に間引くしかないと決意したものの、もう少し生長した方が抜きやすいかとまだ手を付けていません。
新たな芽吹き
ハーブの株の中や周辺で芽吹いている小さな芽はディルで、これらはハーブに支障が出てくるので今後間引いていきます。
■レモンバーム
レモンバームの傷んだ葉を剪定整理すれば、この通りまだまだ新芽が芽吹きます。
レモンハーブがいつまで芽吹いてくれるのか分かりませんが、今回の若葉が今年最後の収穫になりそうです。
■カーリーミント
枯れたと思っていたカーリーミントの株から新芽が芽吹いています。
ひょっとしたら芽吹くかと株を残していて正解でした。ミントは葉が一枚もなくてもこうして芽吹いてくれます。
■ホワイトペパーミント
枯れたと思っていたカーリミントが芽吹いたら、今度はペパーミントの葉が全てなくなっていました。
近くに苗がありますが葉をちぎって香りを嗅いだらレモンの香りがしたのでレモンバームです。
レモンバームがミントの場所まで茎を伸ばし生長しているように、ミントも意外な場所まで茎を伸ばし芽を出すことがあるのでどこかで生えてくるかもしれません。
■ラベンダーセージとサルビアガラニチカ
本当に切り戻し剪定をして正解だったなと思えます。
両方ともまだまだ元気に花を咲かせ花数も増え花穂のサイズも大きく、何より我が家の花が少ない秋に鑑賞できます。
お陰で越冬するための地際からの剪定は、まだまだ先になりそうです。
余談:畑の水菜
畑に同時期に植えた水菜です。
小さい株の水菜の後ろはラベンダーセージとサルビアガラニチカが大きく生長し、その陰で生長に差が生まれました。
生育に太陽光が必要だと実証された例を目の当たりにできました。
追伸:大きい水菜は3回程に分けていただきました。
11月下旬になりハーブ花壇を眺めても変化が小さく特に変わりはないように見えますが、ディルの芽はもりもりと生長中です。