予定外の植物たち
石積み花壇に植える予定ではなかった植物たちです。


右:2025.3.11 アカンサスモリス・アルバ
石積み花壇の左端に植えたキンポウゲ科多年草冬季落葉種の西洋オダマキは、メインの植物が葉を広げればぎりぎり見えるかどうかと言ったところで、
花壇奥に植えたキツネノマゴ科多年草冬季常緑種のアカンサスモリス・アルバは、メインの植物が生長すれば姿が見えなくなると分かって植えました。
相変わらず植える場所に迷ったら石積み花壇に避難してしまい、その時はちゃんと花壇に植える理由があって植えているんですけどね。
石積み花壇の冬の模様替えからの続きです。
緑のツワブキ、ユキノシタ、アガパンサス
常緑ヤマボウシの幹元で少しずつ生長しているキク科多年草常緑種のツワブキや
ユキノシタ科多年草常緑種のユキノシタもランナーを走らせ、そこから可愛い小さな丸葉があちこち顔を見せています。
2月から繰り返す寒波に葉が傷むかもと予想していたヒガンバナ科多年の草常緑アガパンサスも、低温に負けることなく去年から変わらずの姿です。
ソリダコ・ファイヤーワークスの植え替え
畑で一時避難(栽培)していたキク科多年草冬季落葉種のソリダコ・ファイヤーワークスを3月になったので石積み花壇のメインである場所に植え替えました。
落葉種ですが完全に葉が落ちることがなく新芽がわずかながら増えていました。
ソリダコ・ファイヤーワークス植え込み
ソリダコは草丈が120cmから150cm程まで高く(低く仕立てることも可)育つので、
奥にあるツツジ科常緑低木のヒメイチゴノキやミズキ科高木の常緑ヤマボウシの枝葉につかえないようになるべく手前に植えましたが、
小さなソリダコの苗がそこまで大きくなるとは信じられないほど生長速度が遅く、どのように生長するか楽しみでもあり怖い気もします。
東を向くユーフォルビア・ミルシニテス
どうしても東に向かって生長するトウダイグサ科多年草常緑種のユーフォルビア・ミルシニテスです。
朝日に向かっているのか西日を避けているのか、常に東に向かって伸びる枝葉の数もまだ少なく、
枝数が増え満遍なく広がるのを待っているのですが、伸びた茎の下葉がなくなり益々、折れそうに見えます。
チドリソウ幼苗の植え替え


雨落ちから石積み花壇へ
玉石敷きの雨落ちにこぼれ種で自生したキンポウゲ科一年草のチドリソウの幼苗を掃除がてら除草しようと思いましたが、
どうせ除草するなら石積み花壇に移植し、紫色の花のチドリソウを黄色の花を咲かせるソリダコの前側に植え補色でお互いの色が引き立つと考えましたが、
5月から7月に花を咲かせるチドリソウと10月から11月に花を咲かせるソリダコの開花が被ることはありませんね。
西洋オダマキからユーフォルビア・ウルフェニー
さりげなく存在しているような演出ができればと石積み花壇の端に植えた予定外の西洋オダマキでしたが、
咲いた花が薄いピンクで石積み花壇の色コンセプト(青系、黄色、白色)と外れることから植え替えたいと考え始めていたところ、
玄関アプローチに植えようと思っていた自生のドウダイグサ科多年草半常緑種のユーフォルビア・ウルフェニーが、
スペースが狭くアプローチに植えれなくなったので、代わりに西洋オダマキの場所に植え西洋オダマキは別の場所に植え替えることにしました。
ユーフォルビア・ウルフェニー植え替え
枯れたカラーとアイリス・アリダの花
1月下旬頃、連なった4つの小さな芽がアヤメ科球根植物のアイリス・アリダかサトイモ科球根植物のカラー(白花)か分かりませんでしたが、


日々生長した芽の中に1枚の葉のようなものが区別できるようになって、4つではなく3つ球根を植えたことを思い出しました。
新芽がカラーだと区別がつくようになった頃、既に生えていたカラーの幼苗は2月の寒波で葉が傷み、
年々カラーが消えていった理由が秋から新芽が生え、冬の低温でカラーが枯れるというズレた生育サイクルのせいではないかと思っています。
だから、アイリスに交じって生長している今回のカラーは、これから無事に育つかもと観察していたら、
(傷んでいる葉はカラー)
兆しも何も気づかなかったアイリス・アリダが突然開花していました。
アリダは通常のアイリスより開花が2月から3月と早く、背の低いタイプと言ってもこんなに花茎が短いとは思わず
石積み花壇の地面ばかり見える中、1輪だけぽつんと紫色の花が咲いたことに戸惑い、しかも、購入した球根パッケージと全然花の色が違う・・・。
明るくやさしいブルー「ハロー!ブルー」とまで記載されていますが、この青紫の色が青色ということなの?