庭端の球根植物エリア
宿根草である球根植物のスイセンが芽吹き始めると春の予感がし、今年はどう庭を作って行くか計画を立てることが楽しみになっています。
宿根草:多年草の一種で一度植えれば毎年花を咲かせる草花や球根植物です。冬に地上部が枯れても地下部の根が生き続けており、春になると芽を出し再び生長します。
そのスイセンが植えてある場所は、ドウダンツツジを庭木の最後尾とした庭端のエリアで、
すぐ横が道具置き場となっているので足場のことを考え、ドウダンツツジの左横に植えたスイセンを最後に何も植えるつもりはありませんでした。
ところが、植える場所が思いつかずとりあえず植えたアリウム・モーリーやクルシアナクリサンタの球根。
急いで避難しなければならなかったスノーフレークやハナニラ、ナツズイセンなどの球根をこの庭端エリアに植え、
今春、それら球根が芽吹くと芽を踏まないように気を遣って歩かなければならない面倒な状況や、
芽が見えづらく境界もないので
踏んでしまいます。
球根植物ばかりの庭端エリアが格好悪い場所に思えてしょうがないのです。
地面が見える球根植物エリア
植物を隙間なく植え込むことが好きな私にとって、株間の地面が見えるこのエリアが気に入らず、
そもそも芽吹くまで地上には何もなく地面があるだけで、芽吹くと中途半端な植え込み量が露見され余計に目が付きます。
ただ、これ以上、草花の植え込みができないので地面が見えないように解消する方法がなくどうしたものかと悩んでいます。
※クルシアナクリサンタやナツズイセンが植えてある場所は通り道でもあります。
苗で植えたユリやカラー


右:2024.6.12 カラー(黄花)
球根でも販売しているユリやカラーを苗の状態で手に入れ、植え込み時には葉があるので植えたイメージがしやすく、
また、植えたい場所に植えてある植物とのバランスも見て植えているので、地上から姿を消す季節になっても地面の露出は気になりません。
植え込み時に十分検討できる苗の球根植物は、今回の球根植物エリアのように思うことはありません。
常緑性のシャガやアガパンサス


右:2024.6.16 常緑性アガパンサス
シャガやアガパンサス(常緑性を入手)の球根植物も苗の状態で手に入れ、同じように植え込みをし
尚且つ常緑性なので1年中葉の存在が分かり、何なら球根植物であったことさえ忘れてしまう程です。
リーフ好きな私は特に常緑性の植物を好んで植えていたので、時期が来ると地上部から消えどこに植えたか分からなくなる落葉性植物を苦手としていたので、
落葉性の球根植物ばかりのエリアを作ってしまったことが失敗なのかもしれません。
リーフが好きではない球根植物エリア
スイセンも開花を始めその頃になると見えづらく踏んでいたクルシアナクリサンタの葉も伸び間違って踏むことはありません。
長さや太さなどの違いはありますが全て同じような細長い葉(我が家の球根植物で違う形の葉はチューリップぐらい)に見える球根植物は、
リーフ好きの私にとってリーフの観賞も楽しむことも出来ず、格好良いとも思えず不満です。
球根植物エリアの植え替え計画
花壇のように縁取りをし球根植物エリアと割り切って花を楽しむには、球根植物のチョイスや植え込み量が少なく見栄えがしないことが想像できます。
同じ植物が1か所にまとめられて植えられたスイセンだけを切り取ってみると良さげに見えますが、
球根植物エリア全体を眺めると、相変わらず葉の生長が見られても露出した地面や倒れる葉(折れる葉)が気になり、
開花時期も違うので一斉に楽しめる花の観賞も出来ず、球根植物エリアが格好良く見えることはありません。
(ホスタが葉を大きく広げると、球根植物エリアの見栄えは多少良くなります。)
ここまでして球根植物ばかりのエリアが私には合わないし、センス良く作れないと自覚したので、
ハナニラ、クルシアナクリサンタ、ナツズイセンの葉が伸び草丈の高さや葉の広げ方をリアルに確認できる今なら、
植えたイメージもしやすく植える場所も検討しやすいので、落葉樹の株元や低木の脇など日が当たる場所に他の草花と混植して植えることを計画しています。