施肥一覧表の活用
庭植物の施肥を忘れないためにも、庭植物全ての施肥時期と使う肥料が一覧で分かる表を作成したので、
一覧表を使ってこの春から施肥をしようと表とにらめっこしているのですが、
植物それぞれに対応した肥料や施肥量、撒き方など一覧表片手に植物一つずつ施肥をしていけば手間取ることが想像できます。
生長に問題がなければ施肥をしなくても良いのではないかと思う気持ちもありますが、そろそろ栄養不足になっている植物もありそうなので
効率的に施肥ができる方法を考え、一覧表を使って施肥をするこの春から一新して施肥をしていけたらと思ってます。
施肥をする植物の把握
まず実際に施肥をする前に、効率的に施肥をするためにも春(3月・4月・5月)に施肥をする植物の把握をしようと、
一覧表と照らし合わせながらエリアごとに春に施肥をする植物に印を付けてみました。
白色の丸い囲いは3、4、5月に施肥をする草花で、白色以外(青や黄色)の丸い囲いは同じく施肥をする樹木です。
この春、成長過程に合わせ必要な栄養を補うために追加で肥料を施す”追肥”が必要な植物に印を付けていますが、
庭植えの場合、基本施肥を必要としない植物もあり、花付が悪ければ施肥をするキンシバイやアガパンサスなどの植物が含まれています。
また、同じ春でも条件として”芽出し”や”花後”に施肥をする植物があり、球根植物や落葉性の草花がこの時期に多いということが把握できます。
メモ:樹木や宿根草、球根、秋まきの草花など新芽が生える頃に与える肥料のことを”芽出し肥”といいます。
そして、球根植物のスイセンの様にこの時期に開花が見られれば、その後”お礼肥”として施肥します。
お礼肥とは、開花期の終わりや果実の収穫後、消耗して弱った植物に栄養補給を与えて回復するために与える肥料のことです。
6月に花が咲くヤマボウシや実も花も楽しめるヒメイチゴの木。それら花木や果樹などこの春、必要な栄養を補う時期である植物が把握できます。
また、いつもなら施肥は必要ありませんがユーフォルビアの育生が心配なので施肥をしようかと印を付けています。
去年、花は咲いたけど全然実らなかったフェイジョアの木。これこそ施肥を必要としている樹木で、
今年の2月、3月に肥料入りの園芸培養土で植え替えたダイコンソウやホスタは、今春施肥は必要ありません。
こちらも、今年に入って大々的に植え替えたので施肥をする必要はありませんが、アジュガやラベンダーは施肥をする必要がありそうです。
突き当りミモザ(北側)
こうして印を付けていくと、鉢植物は施肥をする数が多いということが改めて把握できます。
ミモザは花後のお礼肥として施肥をします。
今年3月初めに肥料入り園芸培養土を使用して植え替えたばかりの植物が多いエリアで、それらは今春施肥をしませんが施肥をする植物の把握のため印は付けています。
基本、庭植では必要のないシダ植物もプテリスやトキワシノブなど観賞用のシダ植物は施肥が必要ということも把握できました。
施肥をする植物
春に施肥をする植物に印を付け、この量が多いのか分かりませんが正直面倒と思ってしまいます。
これでも今春は施肥をする必要がない植物も多く実際は数が減り、こうして施肥をする植物の把握をしている時点で3月下旬です。
予定では3月から施肥をしようと準備していましたが予定がズレていくので、施肥を始めやすいように四季の表記から月の表記に訂正し、
更に上旬・中旬・下旬と細かく分け、施肥一覧表も訂正しました。これでまた時間が過ぎていくのですが・・・。