鉢栽培のムスカリ
去年から鉢に植えっぱなしのムスカリは、早くに芽を出し秋の内に伸びた葉が鉢から垂れ貧弱な見た目も気になります。
これらを防ぐには植えっぱなしを止め球根を掘り上げ、植え付け時期より少し遅く植えることで解消できます。
まだ、葉の丈より花茎が短いので垂れた葉が目立ちます。
2日後には花茎が伸び葉より花が主役になりました。
その様子を見て植えっぱなしでも構わないと思ったのですが、何とペイント缶で作った鉢の底が抜けてしまい、(原因は腐食)
窮屈だから植え替えてくれ!とムスカリが訴えているのかも、しれません。
鉢栽培?それとも地植え?
鉢栽培なら小さな球根が迷子になる事もなく、日当たりが悪ければ場所移動ができ、何か問題(今回のように葉が垂れたり)があれば隠すこともでき、
管理がしやすいと分かるのですが、我が家の庭ルールで小さな鉢植物(10号以下)を増やさないと決めたので安易に鉢栽培はしたくありません。
しかし、今年は庭に植えようと思っている球根植物がいくつか待機している状態で、どこに植えるか悩んでいます。
球根をベストポジションに植えることができれば良いのですが、どどどどーしても植える場所がなければ鉢栽培にしようと思います。
球根の掘り上げ
植え替えをする時のために球根の掘り上げ時期や植える時のポイントです。
上の花が3~4輪残っていても、花梗(かこう:花を付ける柄のこと)ごと引き抜き球根を太らせます。
葉が黄色く変色し始めたら(目安:開花後40~60日)水やりを止め、球根を掘り上げ乾燥させ冷暗所で保管します。
また、子球がついている場合は花が小さくなるので取り外します。
そして、葉が長くならないように植え付け適期でも11月下旬と遅めに、水はけが良く日当たりの良い場所に5、6cm間隔で球根1個分の深さに植えます。
植え替えができないと分かったチューリップ
去年の春、鉢で栽培していた黄色い花のチューリップです。
球根の掘り上げ
花が終わってから葉が黄色く枯れてくる5月末から6月初旬に掘り上げ、軽く土を払ってからそのまま1週間ほど乾燥させます。
それから、葉や茎、根があればきれいに切り取り、小さい分球(子球)もあれば取り外して更に1週間ほど乾燥させ、
そして、網などに入れ風通しが良く、日や雨が当たらない場所で保管します。
畑に植えたチューリップ
鉢栽培を止めて地植えをしようとチューリップを植える場所を探していたのですが、
いくら好きな黄色の花でも、どうもチューリップが我が家の求める庭に合わず植える場所に悩んでいたら
植え付け時期の10月から11月を過ぎ気付いたら芽が出てしまい、それでも植える場所を決めきらなかったので慌てて植えた場所が畑でした。
慌てて植えた球根は、子球を取り忘れたうえ植える深さも足りず球根が露出しています。
チューリップの植え替え
このまま畑に植えていては作物が植えれないので、いつものように花が咲く前に植え替え(移植)れば大丈夫だろうと気楽に考えていたら、
球根植物は、発根を始めてから葉が黄化するまでが生育期にあたり、この期間に移植してしまうと切られた根は再生しにくく、
栽培の上でも大きな弊害になるので、発根したら植え替え(移植)はしないこと。
その為、球根植物はよく場所を考えて植えなければならない。ということを今頃になって知り植え替えを断念しました。
分球しなかったことが原因で2本しか花は咲きませんでしたが、今度は球根の掘り上げまで出来るだけ球根を太らせ、きちんと分球し
乾燥させた球根を慌てて植えないよう、今のうちに植える場所がないかと辺りを見回して発見したナイスな場所。
矢印:今年植えたチューリップ
畑の作付けに邪魔にならないよう最初から避けて植えれば、畑に植えるのもありなのでは?と。
フレッシュなグリーンと私の好きな黄色い花が咲き、いい感じに出来上がった畑。そこにチューリップがあってもいいんじゃない?