綺麗と思った時。
不思議と思ったり面白いと思った時。
その他にも〇〇と思った時。
その中から厳選して紹介します。
- 1.スノーフレーク:ヒガンバナ科多年草球根植物
- 2.グラウンドアイビー(グレコマ):シソ科常緑多年草
- 3.チューリップ黄小町:ユリ科多年草球根植物
- 4.ボタン:ボタン科落葉低木
- 5.ヒューケラドルチェ:ユキノシタ科常緑多年草
- 6.クルシアナクリサンタ:ユリ科多年草球根植物
- 7.ハナニラ:ヒガンバナ科多年草球根植物
1.スノーフレーク:ヒガンバナ科多年草球根植物


蕾の頃は花びらの先が滲んだ緑色で、開花すると花びらの先にはっきりとした模様になって現れます。
この緑色の模様は、紫外線や青、緑、黄色の色を識別できる昆虫のために蜜の場所を認識しやすくするためのサインだそうです。
私もこの釣鐘型の白い花のアクセントとなる緑色の模様に惹きつけられます。
2.グラウンドアイビー(グレコマ):シソ科常緑多年草
冬の紅葉から色が戻っていない左の赤紫色の葉がアジュガ。右の緑や赤紫が混ざった色の葉がリシマキア。
その間を走らせる団扇のような可愛らしい緑の葉がグラウンドアイビー、またの名をグレコマやカキドオシと呼びます。
可愛らしい緑の葉を付けたランナーをあちこちで見かけますが、そこにポツポツと隠れるように花を咲かせています。
何気に見ていた花もじっくり拡大して見ると、唇形花冠(しんけいかかん)と言って筒状で先が上下の二片に分かれ上唇下唇のような面白い形をした花で
蜂や蝶たちが蜜を吸おうと下唇に乗ると重みで花が開く仕組みになっていることにも面白いと思えます。
3.チューリップ黄小町:ユリ科多年草球根植物
黄色い花は好きだけどチューリップは黄色や黄緑が混ざっている蕾が好きだと思いながら、異様にクネクネしている葉が気になり、
チューリップの絵を描いていた幼少の頃、クネクネした葉を描いたことはないと思い出しています。
4.ボタン:ボタン科落葉低木
今年は一段と生長し紅いような茶色いような葉が茂った姿は、当初より見馴れましたがまだ別の植物のようにも思えてきます。
葉が紅いのは、アントシニアンという赤い色素が今の時期、紫外線から新芽を守る役割があるためで、
ボタンの葉がはっきり紅いと分かるのは新芽の頃です。
5.ヒューケラドルチェ:ユキノシタ科常緑多年草
バタークリームという色のヒューケラドルチェを購入した時は、黄緑系の色だったのですが今は朱色がメインになっています。
このバタークリームは何回もお色直しをしたのかと思うほど色の変化があり、初めてカラーリーフというものを庭で実感することができました。
2週間経てば更に色が変化(左端)しています。
色が違うヒューケラが並ぶとそれぞれのカラーリーフの美しさが分かりますが、我が家の庭では花より派手で目立ちます。
6.クルシアナクリサンタ:ユリ科多年草球根植物
チューリップの原種であるクルシアナクリサンタは、黄色の花びらに滲んだオレンジ色を外皮にまとった姿で、
蕾も可愛い!
まるで折り紙で作ったような3枚の黄色い花びらを囲む垂れ曲がった3枚の花びらと、そこから覗くオレンジ色が可愛く、
花びらが閉じかけたチューリップらしい形を見せる朝方など、何通りも花を楽しめます。
7.ハナニラ:ヒガンバナ科多年草球根植物
花びらに青い縦筋が入る品種までは断定できていないハナニラです。
個々で個性が違うようで縦筋に色が入ったり筋だけのものもあったりと様々ですが、どうも色が付いた縦筋がないとしっくりきません。
しっくりこないのは昆虫たちも一緒かもしれません。