3月のモミジ三角地帯
庭の中央に植えてあるモミジを囲むように石張りをして出来た三角地帯の植栽が、中々思うように進まず鉢ばかりが増え今年三月上旬にやっと植栽をしました。
枝ぶりを小さくして移植したアジサイは、地面から生えた沢山の新芽が短く剪定した枝の中に埋まるように顔を出し、
移植してしばらく萎れていたイソギクが茎を立たせ元気になりましたが、落葉中のヤクシマハギが三分の一を占めるのでまだ春と思えない様でした。
西側から眺める株元には常緑の植物たちが占め、その中に覗く黄色い花を咲かせ続けるビデンスタイムレスが、
今は小さな株(左の黒い鉢が直径17cm)でも、その周辺の地面を隠すほど株が張ってくれることを願った三月でした。
4月のモミジ三角地帯
三角地帯の主役であるモミジの赤い新芽が展葉しています。
一週間で向こう景色を隠すほど展葉したモミジの葉は、まだ赤味がかってはいますが賑やかな印象になり、
落葉中のヤクシマハギを隠すように置いたノイバラの鉢(左奥)や、そのノイバラの子株である一番手前の左の鉢など三角地帯の隙間を埋めたので、
樹高がないアジサイの上部だけぽっかりと空いています。
地植えが良かったのかイソギクの生長が早く、四方に伸ばした枝葉が傾倒しアジサイを隠してしまいました。
中旬の頃は蕾ばかりだったクルメツツジも八分咲きまでになり、ツツジの白い花が良く見えるようにツツジの前の鉢を移動しました。
5月のモミジ三角地帯
日がよく当たるクルメツツジの半分は開花も早かったので花がら摘みも終わり、モミジの枝葉で陰になる半分はまだ白い花を咲かせています。
黄色い花が咲いているビデンスタイムレスの右横には、落葉していたダンギクがビデンスと同じ程まで葉を茂らせ、
更に右横のキチジョウソウの茂みの中から、我が家では白い葉にならないハンゲショウが去年よりも多く生えています。
我が家の庭で一番展葉が遅いホスタ(左)がやっと葉を広げ、細い枝の山だったヤクシマハギ(右)が緑の葉で埋まり、
ホスタ右横のイノデ(シダ)の綺麗な葉を見せてくれる頃、ヤクシマハギと重なって見えにくいですがユリも数本生長しています。
ただ、ここ二、三年黄色い花を見せてくれず、今までベストショットが撮れないでいるので今年は一輪だけでも開花して欲しいです。
伸びた枝葉で隠れているだけで奥の方にはまだ白い花を咲かせているクルメツツジですが、
その手前は花が終わったので、アジサイ月虹(左鉢)とヤマアジサイ藍姫(右鉢)を飾っています。
既に春から夏の三角地帯を見せています。
今年3月上旬、モミジ株元に植栽をした話です。