2025年5月31日ミモザ
屋根を超えるまで高く生長したミモザは、家屋の軒先や壁などに突き当たるほど横に伸び、
物置から畑まで伸びた枝葉は鬱陶しく、隣の樹木と上部で重なり合うほど伸びた枝葉が隣家周辺を暗くし迷惑までかけていました。
ミモザの剪定期間は4月から6月頃、遅くとも花芽がつく7月頃までに剪定すればよいとのことなので、
花後すぐに剪定するとその分枝葉が茂る量が多くなるだろうと、去年の春の剪定より遅い5月末に剪定を行うことにしていました。
目標とするミモザの樹
今年、市民公園で見つけたミモザは暴れ枝も徒長枝もなく、風で揺らぐ長さまで伸びた枝葉が花を付け、
幹の見え具合からも分かるように丁度良く透いてあり、樹形もこんもりと丸く収まっているミモザが目標です。
春の剪定
2年連続で伸びた枝先に花芽が付きやすいということを知らず毎年、邪魔だからと真っ先に長く伸びた枝葉や葉先から剪定していたので、
今年は幹から直接伸びた不要な枝(重なった枝、平行枝)や枯れ枝、更に幹に近い小枝など内側で日が当たらず貧弱な枝や枝の向きがおかしな枝など
とにかく樹形の内側にある枝の透かし剪定を先に行い、樹の中で脚立を設置してそこに立てる程の量を減らしました。
脚立が設置できるようになったので、やっとここで樹高を低くするため上部から1.5メートル程の大枝2本(透かし剪定はしていません)を剪定しました。
今回は暴れ枝や徒長枝が発生しないように枝元から剪定し、枝先の混みあった枝先は分岐枝を剪定し長い枝を作り
極力、切り戻し剪定をしないように量を押さえつつ、壁などに当ったり隣家にはみ出すなど短くする必要がある枝は切り戻し剪定をしています。
透かし剪定:枝や葉を間引いて日当たりや風通しを良くする剪定方法
切り戻し剪定:枝の途中で切り樹形を整える剪定方法
ミモザの種発見!
ミモザのサヤを発見しました。
毎年、花が思うように咲かないのでサヤを発見できたのも初です。
ミモザの花芽発見!
あれ、れれれ?
これは、どう見ても花芽と思うのですが。
剪定枝を片付けようとしたらあちこちで花芽を見つけ、これだけの量の花芽を見つけたということは来年花が咲くのか不安になってきます。
今年は剪定時期が遅く春の剪定を失敗してしまった?
今年、花芽ができるのが早かったのかは分かりませんが暖地は花芽が早く出来ることを踏まえ、去年のようにゴールデンウィーク前後で剪定した方が安全のようです。
剪定したミモザ
トップに剪定し忘れた長い枝葉がありますがそれは置いといて、長い枝葉を作りましたが全体的に切り過ぎたでしょうか?
向こう景色まで見え道路からもこちらが見えるようになってしまったことは気になりますが、
サイドもさっぱりしたので室内が明るく隣家も明るく、畑の作物にも日が当たるようになりました。
去年剪定したミモザ
去年のミモザ剪定後ですが樹高は今年より低くし、切り戻し剪定が多く意識して長い枝葉を作っていません。
また、透かし剪定も足りず枝葉の量が全体的に多いことが分かります。
ミモザ株元のゴロタ石ミニ花壇
ミモザ株元にゴロタ石ミニ花壇を作ってにジャノヒゲとヒューケラ、そしてホスタを植えたのが今年の3月頭でした。
ミモザの枝葉で陰になり過ぎたせいかヒューケラやホスタの生長が遅く、ヒューケラは道路側から入る光の方向に葉表を向ける程です。
そして、移植に失敗し株がバラバラになったホスタをこの花壇に植えたので、芽吹きからまとまりがなく
生長すれば各々に展葉したバラバラな感じがよく分かります。
左:ジャノヒゲ・中:ヒューケラ・右:ホスタ
ホスタが葉を広げ何となくまとまっているような形にはなりました。
ミモザの枝葉を剪定し株元はこの時より更に明るくなりましたが、ミモザが茂ると半日陰ではなく完全な日陰エリアです。
ミモザ株元の花壇が余りにも寂しげなので、日陰に強い草花をもう少しこの花壇に足そうかと検討中です。
ちなみにミモザ剪定時に脚立が花壇と干渉して不便と感じるかもと思っていましたが、そのようなことは一切なく花壇の大きさも成功でした。