3月のハーブ花壇と畑
鉢植物と畑に挟まれたレンガの小道沿いをお洒落な景観にできないかと、畑とコンクリートブロック塀の間に
リーフ&フラワーの観賞ができハーブキッチンの収穫もできるハーブ花壇を2024年2月に作成してから一年経過した今、
一年中緑の葉を付けているハーブは春と共に生長を再開し、冬の間、地上から姿を消していたハーブは芽吹き始めていましたが、
春の始まりでは、到底お洒落なハーブ花壇でもなく畑も物寂しいものでした。
そのような中、去年の秋に大量の種をまき密集して芽吹いたディルが”もやしのひげ”のように細く
間引き作業をしようにも絡んでしまって間引かなくても良い苗まで抜けてしまうので、抜きやすい太さに生長するまで待っていたところ
苗間が窮屈だったせいか埋まっているはずの根が地上に現れ、横に伸びたりうねった苗が大量に発生してしまうハプニングもありました。
そして、今、根が露出した苗や細い苗、生長が遅い苗、他のハーブに支障をきたしそうな苗などハーブ花壇だけではなく畑や二つの鉢などで栽培していた苗を
生長した時のバランスを想定しながら間引いているので思いの外時間を取られ、ピッチを上げて間引作業をしています。
一方、畑では何回か収穫した二株のミズナですが、今回、収穫時期を見逃しトウが立ってしまったのでそのままにしていたら、
予想外の黄色い花の菜の花畑を見ることができ、食用のつもりで栽培していたものが観賞用の草花になり感慨深い気持ちでした。
4月のハーブ花壇と畑
ハーブ花壇の隙間を埋め尽くすほど茂ったグランドアイビー(グレコマ)やオレガノ、そして、ディルのふさふさな葉。
植える場所がなく、とりあえず畑に植えたチューリップも黄色い花が咲き、
畑に植えていたメキャベツも黄色い花を咲かせ、さやを作り始めたミズナにもまだ黄色い花が咲いています。
土の表面を隠す葉の茂り方やフレッシュグリーンの葉色、私の好きな黄色い花ばかりが咲いて、いい感じになってきたと悦に入ったりとしていました。
以前、レンガの小道がお洒落に見えるように畑にお洒落な作物(野菜)を植えようと検討し、
”お洒落な作物”というものが分からず”お洒落な畑”にすることを断念したことがあるのですが、
偶然できた今の畑とハーブ花壇を見て、何も畑には野菜と限らずハーブや草花を一緒に植えてもいいということに気付き、
それらを植えて収穫と観賞の両方を楽しむことをフランス発祥の家庭菜園「ポタジェガーデン」ということも知り、
やっと私がしたかったレンガの小道をお洒落に見せる方法が、畑とハーブ花壇を使ってポタジェガーデンを作るということだと分かりました。
5月のハーブ花壇と畑
ハーブ花壇のオレガノやディルの草丈を一気に追い抜かしたラベンダーセージやサルビアガラニチカが益々草丈を伸ばし茂っていく中、
剪定が追い付かないほど生長が早いグランドアイビーなど、ジャングル化してきて怖いことになりそうです。
畑ではトウが立ちもはや食用にできないセロリやスープセロリの花が咲き始め、花を咲かせるにはあともう少しのディルが繊細な葉を茂らせ、
種が収穫が出来る時期までそのままにしているミズナや、球根を太らせるため葉が枯れるのを待っているチューリップなどがありますが、
畑の空きスペースにトマトや去年失敗したサツマイモの苗を植え、正直見た目で選んだサトイモも植えてみました。
5月中旬から次から次へと開花し始めたラベンダーセージに、去年も蜂が蜜を吸いに来た同じ光景を見ました。
紫の花:サルビアガラニチカ
白い花(左):パセリ・(右)スープセロリ
セロリとスープセロリの白い花。
ラベンダーセージやサルビアガラニチカの紫の花。
そして、やっとディルに黄色い花が咲き始めました。