アプローチ際のコバンソウ
敷地と道路の境に何やら大きな実を付けた植物が生長しているなと毎回通る度、気にはなっていましたが素通りしていました。
それが、だんだん虫のように見え、しかもアプローチ周りなので少し鬱陶しく除草することにしたのですがその前にグーグル検索してみると
小判のような穂を付けることから、イネ科植物の一年草であるコバンソウ(小判草)という植物だと分かり、
花言葉の「大金持ち」から縁起物としてフラワーアレンジメントや生け花に使われることも知りましたが、
道路を挟んだ向かいの土手に去年は生えてなかったコバンソウが帯をなし、かと言って去年より金運が上がった気配も全くなく、
アプローチの植栽スペースに入り込むと厄介なので、アプローチ周りだけは全て遠慮なく除草しました。
前回までのアプローチの様子です。
初夏のアプローチ
去年、素焼きのタコ壺で栽培していたディルとこぼれ種から自生したディルがアプローチ両脇を飾り、
大量の種を収穫したので庭の花壇で栽培しながら、花壇とは別に黒いプラ鉢2個でもディルを栽培していました。
その鉢栽培のディルがそろそろ開花しそうなので、鉢2個をアプローチに運び設置しました。
我が家のアプローチのテーマカラーである黄色い花と葉色の緑、それにアプローチタイルや家の壁などバックカラーがグレー系なので、
以前あった素焼き鉢を黒系に塗るなど小物の色なども含め、3色でまとめるよう心掛けています。
アプローチの植栽スペースには常緑種のウンナンオウバイやユーフォルビア・ウルフェニー、枯れそうだったエニシダなどが
どのように生長し葉を茂らせるのか予想出来なかったので、好きな位置(臨機応変)に設置できる鉢栽培を選び、
黄色い花を咲かせるディルを黒い鉢で飾ることを去年の種の収穫時から計画し、やっと実現できました。
ディルを飾ったアプローチ
ユーフォルビア・ウルフェニーの切り戻し剪定後のアプローチ
ディルの鉢を設置した時にはユーフォルビアの花(=総苞片)も色褪せ、所々傷んでいる箇所もありましたが、
ユーフォルビアの黄色い花とディルの黄色い花を一緒に飾りたかったので、ちょこちょこ傷んだ箇所を切り取りながらユーフォルビアには頑張ってもらいました。
しかし、6月中旬にもなれば流石に傷んだ箇所も多くなり、風通しを良くし病気予防のためにも一斉に切り戻し剪定を行い、
ついでに花の重みで傾いてきたディルに支えを設置し、変色した下葉を剪定整理したりとディルの見栄えを整えましたが、
ユーフォルビア・ウルフェニー切り戻し剪定後
細い花茎を露出させた左側のディルと低くなったユーフォルビアの高低差が不自然に感じ、バランスが気になるアプローチになってしまいました。
もうしばらくディルの花を楽しみ、その後は種の収穫のため鉢を庭に移動するので、また印象が変わるかもしれません。
夏へのアプローチ
右側に植えている今年花が咲かなかったエニシダは、これからも樹高を高くしユーフォルビアと干渉するほど枝葉を伸ばし、
左側のウンナンオウバイも垂れる枝が道路に飛び出し邪魔になるなど、生長が活発になる植物を管理しつつ、
色褪せた葉色のユーフォルビアが綺麗な青みがかったシルバーグリーンになり、リーフ観賞が楽しめるアプローチになります。
ただ、これからの季節、ディルの花を最後に黄色い花を見ることができないので、黄色い花を咲かせる「鉢植物」を飾ったり、
ユーフォルビアより少し草丈が高くなる一年草の種を撒き、ユーフォルビアの葉の隙間から覗く黄色い花畑が出来たらいいな。と頭の中で描いています。
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