中央モミジ株元の三角地帯
ヤクシマハギ
中央モミジが植えてある三角地帯の3分の1を占める落葉低木ヤクシマハギは、5月下旬からピンク色の花が咲き始め、
満開になるのを楽しみにしていたのですが、今年もこれ以上咲き進むことはありませんでした。
記憶をたどれば暖かくなった3月に剪定をしてしまい、2月までに剪定を済ませることができず花芽を切ってしまったことや、
古い枝には花が咲かないのに、一部しか剪定しなかったことが花の少なさの原因かもしれません。
ポイント:2月までに株元から10~30cmの位置で全ての枝を切り戻し剪定をすること。
イソギク
イソギクやツワブキ、ロータスブリムストーンに囲まれ隠れてしまっているアジサイは、今春植え替えたので花は咲きませんが順調に生長しています。
奥左:ツワブキ・右:クルメツツジ
手前左:ロータスブリムストーン
・中:アジサイ・右:イソギク
そのアジサイに寄り掛かったイソギクには、これ以上倒れないように”支え”をしているのですが、
縦に長く生長したイソギクが小道側に倒れ込み、横にボリュームがないのでツツジとイソギクの間に空間ができてしまいます。
これから横にボリュームを作るため5月から6月頃に芽先を摘む摘芯を行い、脇芽を作れば空間をカバーできるかもしれません。
ポイント:摘芯作業を花芽が出来る8月までに2、3回繰り返します。
ツワブキ天星
モミジ幹周囲にツワブキを植えていますが、その中に黄色の星斑が入る”天星”を植えています。
一番模様が美しく表れるのは初夏の6月から7月にかけてですが過肥になると班が出にくくなり、まだ星がちりばめたようになっていない葉があります。
毎年、ツワブキに施肥をしていないのですが、その近くに植えてあるプテリスやトキワシノブに今年施肥をしたので影響が出たのかもしれません。
ダンギク
ダンギクは下から段々に花を咲かせやっと一段目が開花したと思ったら、ダンギクの開花時期は一般的に9月から10月で今の時期に花が咲くことが稀のようです。
モクビャッコウ
モミジ正面に飾っていたアジサイとヤマアジサイの花が終わり、それからは花が咲く鉢植物がないので鉢を飾ることなく過ごしていましたが、
エアコン室外機前に置いていた鉢植物を移動しなければならず、綺麗な緑の葉を茂らせているモクビャッコウを飾りました。
今年、初めてまともに切り戻し剪定をし茂らせた葉が丸く綺麗な樹形を作り、初めて切り戻し剪定の大切さが実感できました。
ノイバラ(品種不明)
ユリオプス・デージーがもう少し大きく生長したら地植えにしようと空けている場所に、鉢栽培のノイバラ(品種不明)を置いていました。
何時もなら飛び石の小道を歩くとノイバラの枝葉が足に当たり、痛いからと短く枝を剪定していましたが、
今年は鉢が隠れるほど枝を伸ばしても剪定せず、やっと沢山の蕾を付けてくれました。
お陰で今年は4年ぶりに4~5cmサイズの花が沢山咲きましたが、全ての蕾が一斉に開花せず、
順に開花するもその間、雨が降れば花は散りここまで花が揃った姿を見れたのは6月の半ばでした。
黄金オニユリ
今年、2年ぶりにユリの花が一輪だけ咲きました。
ユリの品種を調べようと蕾を見つけたときからユリの開花を待ちわび、ムカゴが出来ることからオニユリの一種で
黄色い花に斑点がある黄金オニユリではないかと推測し、やっとピンボケもせず正面の写真撮影ができました。
今年、初めて施肥をしたことで2年ぶりに花が咲いたので、花が咲かない原因は球根の栄養不足か、
5年ほど植えっぱなしにしているので、球根が密集して花付が悪くなっているのかもしれません。
ポイント:花後、花茎を切り取り葉が自然と黄色くなったら球根を掘り上げ、分球した球根を球根の高さ3個分の深さに植えます。
シロタエギク
移動したモクビャッコウの鉢と同じく、シロタエギクの鉢もメインの庭に移動してきたのですが、
綺麗な白い葉が眩しく我が家の庭では浮いてしまうので、また鉢移動をしようかと場所を検討中です。
ハンゲショウ
キチジョウソウの茂みの中から毎年生えて来るハンゲショウは年々、本数を増やしていますが相変わらず葉が白くなることはなく
5苗の内1苗しか花を咲かせませんでしたが、そもそも花が咲かないと葉も白くならないそうです。
葉が白くならない原因として肥料の多肥もありますが、施肥をしていないので当てはまらず、
ハンゲショウが生長するまで剪定していないモミジの枝葉で太陽光が届かず、日照不足が一番の原因のような気がします。
6月上旬から花を咲かせた苗は一番手前に植えてあり、下旬に親指爪程の白斑が葉にできてからは何も変化がありません。
ホスタ
今年、モミジの剪定が遅く横に置いた大きな鉢植物でも陰が出来、丁度良い花首の長さに綺麗な花を咲かせました。
私が思うに一方から日の光が強く射すような場所や半日影より明るい場所は、ホスタの花首が長くなるような傾向があります。