小道沿いのキンシバイ
ジャワ鉄平石の小道沿いの植物は一段と草丈を伸ばし旺盛に葉を茂らせ、剪定していないモミジは鬱蒼と茂り、
5月中旬から咲き始めた黄色い花のキンシバイは、6月になってもまだ沢山の花を咲かせ、
もりもりと茂った緑の中に
黄色い花がある風景はお気に入りです。
これから迎える梅雨、降り続く雨の勢いと雨水の重さでしなだれてくることが想像できます。
モミジを背景に花ショウブ
我が家に運び込まれた鉢栽培の花ショウブも5年目になり、そろそろ花付が悪くなるだろうと植え替えを検討しては、
鉢一杯に張った株を取り出すのが面倒で植え替えをしていないのですが、剪定したモミジを背景に紫色の縞菖蒲が4輪ほど咲き揃いました。
紫の縞菖蒲の後から薄紫色の花びらに紫色の模様(品種不明)が入った花ショウブも咲くのですが、今年はとうとう見ることが出来ませんでした。
石積み花壇の常緑ヤマボウシとアジサイ
ジャワ鉄平石の小道の突き当りには、石積み花壇に植えられた常緑ヤマボウシが白い総苞片を5分程開花させています。
そのヤマボウシの株元に毎年花数が少ないアジサイが3輪ほど花を付け、5月下旬から咲いていた紫色の花のチドリソウもピークを迎え、
石積み花壇を作った当初のテーマカラーである白と青(紫)と緑の色彩がある花壇を、久しぶりに見ることが出来ました。
花から発生する色?で周囲も その色に見えませんか?
6月半ば、常緑ヤマボウシが満開に近づくほど総苞片が付いていない徒長枝が目立つようになり、
枝の途中から切ってしまうとまた徒長枝が増えるようなので、極力枝元から徒長枝を剪定し樹形も整えていきました。
上(2階)から見た常緑ヤマボウシ剪定後
ただ、総苞片が付き剪定することができなかった枝葉が、玉ねぎの角のように残り丸い樹形にできなかったことが残念です。
小道沿いの黄金オニユリとホスタ
6月下旬になる頃、ジャワ鉄平石の小道の左沿いに黄色い花の黄金オニユリが1輪だけ咲き、
ユリの横では、我が家の庭のホスタの中で生長が遅いホスタが開花していました。
左:ホスタ/中:イノデ/右:黄金オニユリ
小道沿いのギンバイカとアカンサスモリス
小道を挟んだ右沿いではキンシバイの花が終わり、植栽が茂って見えない場所に植えている今年1月にすす病を患い枝葉を剪定したギンバイカ(マートル)が
まさか花が咲くとは思わず諦めていたのですが、
短い枝葉に数少ない花を咲かせ、同時に玉のような蕾をつけた可愛いらしい姿が見られ、
奥のハイノキ株元では、アカンサスモリスの去年より大きく生長した花穂が順に開花したりと見えない所で花を咲かせてます。
更に奥に植えている黄色い花のカラーは、今年花を見ることが叶わず残念です。
小道と花壇とアガパンサス
小道では7月に近づくにつれキンシバイや花ショウブ、ユリ、ホスタと花が終わり物足りなく感じますが
今年、初めてアガパンサスに”花を咲かせるための肥料”を施したお陰か、大型のアガパンサスが2輪咲き、小型のアガパンサスも沢山の花を咲かせています。
高貴な紫の花ショウブから始まって清楚な薄紫色のアガパンサスで締める花たちが、小道沿いに咲く夏の花です。