フジの壁掛け仕立ての塀内

フジの柔らかな葉が風にそよぐ姿を室内からも見れるようにといった理由で、フジを北側デッキの塀内に置くことにこだわっていましたが、
北側デッキで壁掛け仕立てにすることにしたフジに、花が咲かない原因の一つである日照不足を解消するため、
塀外のデッキ階段に置くことでフジの幹に日が当たるようにし、室内からのフジ観賞を諦めていました。

ところが、以前より高い位置の笠木に巻き付けたことで、柔らかな葉が風にそよぐ姿をしっかりと室内から見ることができ、
この時期、北側デッキに出している観葉植物のストレリチアの大きな葉も合わさり、ゴミ箱の存在を薄くしてくれるお気に入りのグリーンになりました。
(北側デッキは70リットルのダストボックスが3個設置されています)
どう格好良く巻き付けれるか試行錯誤している最中、塀内上部の金網棚に飾っていた鉢のチェッカーベリーにつぼ型の白い花が咲きました。


四方に伸びる子ツル

園芸支柱に絡ませたツルから気付けば沢山の子ツルが四方に伸び、子ツルが本ツルに絡んだり子ツルと子ツルが巻き付いたり、
望まない方向に伸ばすツルや短くて巻き付けず飛び出したツル、宙に浮いたままのツルなどが目立つようになってきました。

縦格子の壁掛けでは、ツルが暴れているのが分かります。

鉢に立てた園芸支柱に巻き付かせた本ツルから茂る葉、特に上から眺めた姿が気に入ってます。

園芸支柱に絡ませた本ツルが一定の長さに伸びれば、笠木に巻き付かせ少しずつ距離を伸ばすことがメインですが、
四方に伸びた子ツルなど現時点では剪定せず、全てのツルを巻き付かせ収めようと作業しています。
夏の剪定
今まで巻いて壁掛け仕立てを作っていましたが固定はしていないので、塀内か塀外のどちらかにツルの束ごとズレ落ちたり、
風が吹いたり何かの拍子でツルが解けまた飛び出したり、新しい子ツルも増えれば宙に浮いた状態のツルも見られ、
それらを整理するため夏の剪定では、日当たりや風の通りをよくするため間引き剪定をしひこばえを処理し、
来年の花芽の形成を促すため7月に1回目の新しく伸びたツルの剪定を根元から50cmから60cm残した箇所で剪定します。

新しく伸びたツルとは、6月には発生していた四方に伸びた子ツルのことですが、ツルが伸び切らずツル先が枯れたり剪定するにはまだ長さが足りないツルもあり、
日当たりや風通しを悪くしそうなツルもこれからで、夏の剪定をするには早かったようです。

夏の剪定が出来なかったフジの左側では、ジャスミン・ホワイトプリンセスが旺盛に枝葉(つる)を伸ばし、

網に固定させた先から垂れた枝葉がグリーンのトンネルを作り、丁度顔に触れる高さの枝葉が邪魔と思っても、
今まで栽培してきた中で今年が一番多くの白い花を咲かせ、沢山の蕾もあるので切ることができません。
フジのグリーンカーテンが出来上がるにはまだまだですが、縦格子を挟んで両側にグリーンがあるだけで満足しています。