フジの剪定と誘引
余りにも多くのツルとひっきりなしに伸びるツルが誘引すべきツルなのか、花芽をつけるツルなのか必要のないツルなのか分からなくなり、
しかも、剪定ばかりに気を取られ初めての誘引が上手くできているのか分からず、誘引方法が合っているのかも自信がなく、
休眠期の冬の葉がない時期に誘引するべきだったと後悔しても、初夏から始めた誘引ツルが時間の経過とともに木化して硬くなってしまうので焦っています。

外側からだと子ツルは余り見えません。
そこで、剪定でツルを整理しながら同時に誘引をするために、夏(9月)までの剪定スケジュールをまとめてみました。
私の小話:枝と蔓(ツル)
剪定の話の中で「枝」という単語がちょくちょく出てきますが、一般的な樹木の枝と思っていたのが実はフジの蔓(ツル)を指しています。
「今年伸びた枝を剪定」とあっても「枝なんかそう簡単に伸びないのに剪定するの?」と全く見当違いな作業をしてしまうところでした。
夏の剪定
夏の剪定目的は、樹形をつくるため形を整え翌年の花つきを良くするために行います。
花後剪定(5月下旬~6月下旬)
1. 花がらを摘む
花が終わったら葉を切らないよう先端の芽から2cm先を切り落とします。花がらを残しておくと栄養が取られ来期の花つきが落ちてしまいます。
2. 伸びすぎたツル、余分なツルを整理する
ツルや葉が密集すると幹に光が当たらず風通しも悪くなり、生長の妨げになって花つきにも影響するので余分なつるを見分けて取り除いていきます。(間引き剪定)
壁掛け仕立ての場合、仕立てる壁からはみ出そうなツルも整理していきます。
3. 短枝を残す
花後に伸びた短枝は花芽がつくので残し、花芽がつきにくい長枝を中心に不要なツル(枝)を取り除きます。
ポイント:フジの花芽は基本的に、新しく伸びた若いツルの根本周囲につきます。
4.ひこばえや胴吹き枝を切り落とす
ひこばえ(地面から伸びるツル)や胴吹き枝(幹から出たツル)は根本から切り落とします。

夏剪定1回目(7月)
1.実ができていたら取り除く
花がらを摘み残して実ができていたら、栄養をとられないためにも取り除きます。
2. 伸びすぎたツル、余分なツルを整理する
樹冠からはみ出した枝、重みで垂れた枝を根本から剪定します。
壁掛け仕立ての場合、主枝となる太いツルを伸ばしながらそのツルから出た短い枝(子ツル、孫ツル)を切り詰める。
3.新梢を切り残す
今年伸びた新梢(1年枝)を根元から50~60cmほど残して切ります。

4.ひこばえや胴吹き枝を根本から切り落とす
夏剪定2回目(9月)
1.切り残した新梢から伸びたツルを再び切り残す(2回目)
7月に切ったところから伸びたツルを20cmほど残して切ります。
2.ひこばえや胴吹き枝を根本から切り落とす
私の小話:花後剪定と夏剪定
夏の剪定についていろいろなサイトを見まくっていたら、夏の剪定である花後剪定も5月下旬から6月下旬と時期が区切ってあるものの、
それ以降の剪定作業を説明されていなかったり、花後剪定と一緒にまとめて説明され夏のどのタイミングで剪定作業をすればよいか分からず混同してしまいました。
時期で区切った方が分かりやすいと思ったので表記しましたが、花後剪定以降の夏の剪定時期はだいたいの目安だと思って下さい。
我が家の剪定
花後剪定(5月下旬~6月下旬)
我が家のフジは毎年花が咲かないので花がら摘みはしていませんが、それ以外の剪定作業を済ませ
この時、鉢栽培のフジを立木仕立てから壁掛け仕立てに変更した時でした。
夏剪定1回目をするまでに
7月上旬、剪定するにはまだツルの長さが足りず、日当たりや風通しが悪くなるほど生長したツルや葉もなく
”夏剪定1回目”をするには早かったようで、もう少しツルが生長するのを待っていました。

壁掛け仕立てをするため初めて親ツルを長く伸ばし、親ツルから子ツルがこれほど発生するとは思いもしませんでした。



デッキ内側ばかりから子ツルが発生しているのは偶然でしょうか?

巻きつくものがないのでツルとツルが3、4本束になって巻き付いています。

上から見ると長く伸びたツルの様子がよく分かりますが、それより込み合った葉や仕立て方が気になります。
夏剪定1回目
1回目の剪定は7月を目安としていましたが既に8月になってしまいました。

長く伸びたツルを根元から50~60cmのところで切り落としていきましたが、宙ぶらりんの所在ないツルが風で揺れ少し残念な壁掛け仕立てになっています。

外側にも伸びたツルを見られるようになりましたが、内側のツルの多さに仕立て方(誘引)が違うのではないかと思い始め、
夏剪定1回目以降から更にツルが増え冒頭の困ったことになっています。
次回は夏の剪定2回目と誘引について話ができたらいいなと思っています。