ドライイチジクを美味しく作るには?
毎年、ドライイチジク作りにチャレンジしていますが、私が求めるドライフルーツはいまだできません。
そこで”実験”と言ったら大袈裟ですが今の時期(8月中旬)、鈴なりにイチジク果実が収穫できちょっとした実験をしながらスイーツに加工していきます。
ドライイチジクでちょっとした実験その1
よく洗ったイチジクを皮ごと8分の1サイズにカットします。

上段のイチジクは少し熟し足りなかったイチジク。少し熟し足りなくても生で食べたら美味しかったです。
下段は通常に熟したイチジク。果肉の色が少し濃く水分が多いので軟らかいです。
干し網にてイチジクを天日干しします。


上が少し熟し足りないイチジクのドライで下が熟したイチジクのドライです。
見た目でも分かるようにドライの状態が違いますが、熟したイチジクの方が水分が多かったので食感は軟らかく、まだ乾燥を続ければ硬くなるかもしれません。
そして、熟したイチジクの方が生でも甘いように、ドライにした場合も予想通り熟し足りないイチジクより甘かったのですが、
熟し足りないイチジクも熟したイチジクも天日干しをすることによって、生の時より甘くなるかと言ったら甘くならず、
イチジク果実は追熟しないように天日干ししても甘くならない。つまり、熟して甘くなったイチジク果実をスイーツ作りには使用することが基本です。
私の小話:イチジクの白い液
イチジクを収穫すると切り口から白い液体が出て来るのですが、その白い液体は”フィシン”というたんぱく質分解酵素で、
この成分は肉や魚の消化を助ける効果があり、体質によっては口や喉が痒くなったり皮膚にかぶれを引き起こしたりする場合があります。
去年まで何ともなかったのですが長年手荒れを患っていた手に白い液が触れ、今年初めて”イガイガ”するような痛痒い症状が出るようになり、
白い液が付着したイチジクを洗ったり、皮を剥いている時にも反応してしまうようになりました。
収穫時はもちろん調理準備する段階から調理用手袋が必要になり面倒です。
ベイクドイチジクでちょっとした実験その2
以前、ベイクドイチジクを作った時、蜜が流れ出ていたので4分の1サイズにカットした形状が問題で蜜が流れ出たのかと考え
今回、洗ったイチジク1個を皮ごと半分にしてトースターでベイクドイチジクを作ってみました。

予熱なし240℃でまずは30分焼きます。

既に薄紫の蜜が流れ出ており、形状により蜜が流れ出やすいということではないことが分かりました。
前回、4分の1サイズで40分焼きその時より硬いベイクドイチジクが良いというリクエストに応え60分焼いてみました。
(30分焼いたイチジクの試食をすっかり忘れていました。)

トータル60分は少し長かったようで密は少し焦げたカラメル味がしましたが、焼かれたイチジクそのものは美味しく子どもは前回より好みだったようです。
※イチジク下に敷いているアルミシートは、蜜が付着してもそのままアルミシートを捨てトレーが洗いやすいように敷いています。
魚などをフライパンで焼く時に使用するシートを使っていますが、通常のアルミホイルでも敷かなくても大丈夫です。
私の小話:やっぱり犯人はカラスです
現場を見ていなかったので確証がなく、多分カラスではなかろうかと思っていたのですが、

収穫が間に合わなかったイチジクを、低空飛行で突っ込んでそのままキャッチしたカラスを見てしまいました。
やはり犯人はカラスでした。
ちょっとした実験は、まだまだ続きます。