6月の石積み花壇

常緑ヤマボウシの白い苞と薄青紫や薄紫色の花のアジサイ。そして、5月から引き続き紫色の花を咲かせているチドリソウ。
振り返れば6月の石積み花壇が一番華やかで色数がある花壇でした。
7月の石積み花壇

ソリダコ・ファイヤーワークスの蕾を付けた花穂が縦に伸びず横に飛び出してきたことは想定外でしたが、草丈が思ったほど高くならなかったことに安心してます。

葉が短くコンパクトな矮性品種のアガパンサスも植えた翌年に花を咲かせるとは思わず、想定外だったので嬉しかったのですが、
痩せ地でコンパクトに育ったソリダコ・ファイヤーワークスのように、アガパンサスも大層貧弱でした。
8月の石積み花壇
真夏にもなると木々の生長も一段と見られ旺盛に茂る枝葉で周囲が暗く、石積み花壇に日が当たらないと改めて確認できました。

この頃になるとキンミズヒキ(青い大皿の左側)の隣で、盛んに芽を出し葉を広げていたカラーが
今年も白い花(苞)を咲かせることなく綺麗さっぱりに姿を消し、やはり日照不足が原因のような気がします。

そんな中、去年より株も大きく花穂の数も多いキンミズヒキが黄色い花を咲かせ始め
石積み花壇に久しぶりの色を添えてくれましたが、全ての花穂が一斉に開花しないので物寂しさを感じます。
9月の石積み花壇
キンミズヒキの花穂先にまだ黄色い花を残しながら、緑の小さな棘がある種子が連なっている姿が綺麗です。

いずれ種子は「ひっつき虫」となり衣類などに付着して移動するのもあれば、石積み花壇から飛び出し違う場所で育つキンミズヒキもあります。

9月中旬になると晩夏から晩秋が花期のソリダコ・ファイヤーワークスが、花穂の先から黄色い花を咲かせ始め、
横に飛び出した花穂が黄色い花で埋まり、名前のファイヤーワークス(花火)の通り花火が散るような姿が見られることを期待しています。

去年より増えた茎葉が花壇を乗り越え、垂れ下がりながらも太陽光を目掛けて伸びているユーフォルビア・ミルシニテスや、

あちこち横に飛び出した細長い花穂のソリダコ・ファイヤーワークス、種子に変わりながら前倒しになっている花穂のキンミズヒキなど、

飛び出した印象が強い花壇では思いのほか黄色の印象が薄く、夏の花壇から秋の花壇に移り変わる様も寂しく、
ソリダコ・ファイヤーワークスとキンミズヒキの間に、草丈40~60cmの日陰に強く常緑で9月に青い花が咲く植物を植えれられないかな?と考えてしまいます。
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サルビア・プラテンシスの青い花のスカイダンス
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ユーパトリウム・セレスチナム 青色フジバカマ
前回の石積み花壇5月までの模様替えをしたお話です。