バタフライピーの花が咲く
9月も終わろうとしていた時、咲かないと思っていたバタフライピーの花が咲きました。

まさか花が咲くとは思わず、鉢栽培のバタフライピーをリーフだけでも私好みで素敵だと紹介していたのですが、

今回花を咲かせた畑栽培のバタフライピーは、ミモザの枝葉に絡ませてはほどくことを繰り返すことになった沢山のツルと
向こう景色が見えないほど緑色の丸葉が茂った重みで支柱ごと傾いたりと、これだけ生育の違いが見られ、

9月下旬、その葉の茂みの中に蜂が頭から突っ込んでお尻が見えているような花芽を見つけた時は正直”ギョッ”としたのですが、

ひょっとしたら花を見ることができるかもしれないと期待し、こうして9月終わりにロイヤルブルーの花を見て感動しています。
作ってみたかったバタフライピーのハーブティー
バタフライピーに4輪以上の花が咲くのを待ってから、作ってみたかったバタフライピーの青いハーブティー作りに挑戦です。

4輪ほど花を摘み萼を取り外して水洗いしたものと、花には味も香りもないということなので

乾燥させたレモングラス(自家製)とミントの葉(自家製)を適当にポットに入れ、400~500ccのお湯を注ぎました。

花から綺麗な青い色が抽出される時間は早かったですが、蒸らす時間が適当過ぎてレモングラスなどの味もほとんどしませんでした。(量も足りなかったようです。)

涼し気で爽やかな綺麗な青色は十分に堪能できました。

キッチンから見える緑のミモザをバックに青色のハーブティー。
真夏に見たかった1ショット、これがしてみたかったとも言えるんですけどね。
花が咲かない、開花が遅い理由
鉢栽培と畑栽培の2通りの栽培方法を偶然していたことで分かったことですが、
鉢栽培の場合、明らかに鉢のサイズが小さかったことから、水切れを起こし花が咲かなかったのではないかと考えています。
同時期の畑栽培と比べ生育不良で生長速度も遅く、リーフが私好みだと言っていた9月中旬以降変化は見られません。
一方、畑栽培はまだ小さな苗の時から畑の周囲に植えられた作物や草花で陰になり、日照不足になったことで生長が遅く開花が遅れたのか、

可能性は低いですが畑に残っていた肥料に窒素成分が多く窒素過多になり、葉が茂り過ぎて花が咲きにくくなったのかもしれません。
また両方に言えることですが摘芯をすっかり忘れており、脇芽を増やし花数を増やすことができませんでした。
ただ、畑栽培のバタフライピーはツルがミモザの枝葉に巻きつき、巻きついたツルを引き離そうと切れたことが摘芯の代わりに多少はなったかもしれません。
ポタジェガーデンの10月の花
バタフライピーに影を作っていたラベンダーセージなど切り戻し剪定をし、随分と草丈を低くしましたが、
今はバタフライピーの中間までラベンダーセージやサルビアガラニチカが草丈を伸ばし、同じく花を咲かせ始めています。

バタフライピーのロイヤルブルーの花と一緒に見ることができるサルビア・ガラニチカやラベンダーセージの紫色の花。

一日花なので萎んだ花も沢山見られますが、花数も日を追うごとに増え10月半ばになってもまだ花は増え続けています。