常緑ヤマボウシの徒長枝
我が家の庭木で一番剪定しにくい場所に植えてある樹が、庭隅の石積み花壇に植えてある常緑ヤマボウシです。
その常緑ヤマボウシの周囲には、花壇の石積みや隣地との境であるコンクリートブロック塀、折ってしまいそうなオオデマリの枝などがあり
それらが邪魔して思うように脚立が組み立てられず、手の届きにくい箇所を力ずく剪定したことで切り方が雑になり、
切った箇所から徒長枝が発生し、その徒長枝をまた力ずく剪定しては徒長枝が発生するということを繰り返しています。
徒長枝とは、樹木から短期間で異常に勢いよく垂直に長く伸びる枝のことで樹形が乱れる原因でもあります。

ラインより上が徒長枝
今年の6月になりますが花芽が付かない徒長枝は、開花時期に花(苞)がないのでよく目立ち樹形が乱れているのも大層気になりますが、
徒長枝をそのままにしておくと他の枝や花、実の成長に必要な養分を奪うので徒長枝の剪定をしました。

徒長枝がなくなるだけで太陽光が満遍なく花(苞)に当たるようになり、樹形も本来の形に戻ってます。
徒長枝の発生原因
枝の途中から切ってしまうと徒長枝が増えるようなので、6月中旬の剪定では枝元から徒長枝を剪定し樹形を整えたのですが、

ラインより上が徒長枝
ほぼ同じ箇所からまた徒長枝が発生しているようで、まだ枝元からの剪定ができていないのか、
自分が思っているより剪定しすぎて、枝葉が減り光合成が不足したため枝が太陽に向かって伸びたのか、
手の届きやすい剪定になると低い位置にある太い枝を剪定してしまい、傷口を修復しようと徒長枝が発生したのか、
これらのことが徒長枝の発生する要因ではないかと考えています。
ただ、樹勢が強すぎることが原因の場合、常緑ヤマボウシは成長が比較的早いため定期的な剪定が樹形維持に必要で、
樹高を抑えるため芯止めを行い、切り戻し剪定や間引き剪定などの剪定による成長の抑制や
肥料(主に窒素)や水の与え方を調整し、過剰な生長を抑えるなど樹勢を抑える管理が必要になってきます。
常緑ヤマボウシの剪定
常緑ヤマボウシの剪定は休眠期の12月~3月頃に行うのが適期ですが、花芽を落とさないよう3月~4月がより安全とされています。
今回12月に剪定を決行したのは、既に花芽の存在が分かり花芽を切らないよう避けて剪定することができ、
剪定しやすい場所にこまめに脚立をセッティングする気力と、丁寧な剪定に取り組める暖かい日だったからです。

徒長枝ではない枝葉にこれだけ花芽があり、花芽の存在が分かりやすく剪定する枝を選別しやすいです。
常緑性のヤマボウシにも黄葉が見られ、落葉が多い上半分に花芽だけが残った枝には間引き剪定が不要と判断し、

枯れ枝や混み合った不要な枝を間引く剪定を下半分で行いましたが、その大半にも花芽は付いていません。
そして、大きさを抑える芯止めは一昨年に行っていますが、それでも樹高が高くなることがあるので今後も様子をみながら判断していこうと思います。
剪定後の常緑ヤマボウシ


徒長枝をメインに剪定しただけで、少しとんがりすぎた気もしますが樹形は整い樹高も低くなり、
上半分が落葉して葉がないので下側の枝葉の間引きが必要と思ってしまいそうですが、花芽が落ちるのでここで剪定は止めておきます。
季節外れの開いた苞
この時期に先が赤く染まった開いた苞が見られ徒長枝と一緒に剪定してしまっています。
日がよく当たる高い箇所に同じような開いた苞が数枝ありました。
