鉢植物ごとの水切れを起こす条件の違い
鉢植物ごとに水切れを起こす条件が違うことを考慮せず、一つの鉢でしか確認しなかったことが植物を萎れさせた大きな原因なので
栽培中の鉢植物で、水切れが起きる条件の違いが分かりやすい鉢を参考にした記録です。
モクビャッコウ
屋根もない南側の庭で鉢栽培しているモクビャッコウです。(直径約29cm素焼き鉢)

9日に水やりをして以降、水やりはしていませんが13日の朝方に少しばかり雨が降り、その後は晴れた天気の午後1時頃の様子です。

13日の朝方に降った雨の量では、濡れた時に見せる濃い土色にはならず乾燥して白っぽくもなっていないように思います。

土を触った感触は、濡れてじっとりした土でもなければ、乾燥して土が硬くなったカラカラとした感じや砂状になったパサパサとした土でもありません。
他にも鉢を持ち上げて軽ければ乾燥しているなどと判断することもありますが、土が乾いている時の鉢の重さを全て把握(記憶)することが難しく、
鉢そのものが重い素焼き鉢などただでさえ重さがあるものに、重いとか軽いなどと判断できず「軽いような気がする。」という曖昧さです。
このように、土の状態を見極めることが不得意なので、それを解決するため確実に土が濡れているか確認できる方法が”土壌水分計”の使用です。

水分量と土の酸性やアルカリ性の判断ができる計測器ですが、水分計測用に切り替え土に挿して計測したところ「DRY」に近い「1」を針が指しています。
つるバラ
比較対象として屋根がない南東側の庭で天候条件は同じですが、モクビャッコウより1日遅い10日に水やりをし、

冬剪定で葉を全て切り落とし枝のみになったつるバラの鉢を計測したところ、(直径約33cm樹脂製の鉢)

朝方に少し降った雨でも遮る葉がないせいか土が濡れたようで、「DRY」と「MOIST」の境界である「3」を針が指しています。
モクビャッコウとつるバラの鉢
今回、鉢の置き場所では大きな違いがなかったので影響はありませんでしたが、屋根がある場合と屋根がない場合も降雨による濡れ方は違い、
鉢のサイズ・材質の違いでは、土が多ければ土が乾くスピードも遅く空気を通す素焼きと通さない樹脂製でも水分が蒸発するスピードは違うと思います。
また、モクビャッコウのように鉢一杯に葉が茂っている場合と遮る葉がないつるバラの場合でも、鉢内の土の濡れ方は変わってきます。
そして、たまたま10日に行ったつるバラの植え替えで参考になる違いが、つるバラの鉢は土を新しくしているので保水力があり、
モクビャッコウの鉢は1年以上植え替えていないので、土が古く保水力がないという土の品質なども水切れを起こす条件の違いがあることが分かりました。
計測目盛が「1」になったら水やりをするの?
(下記文章の加筆、訂正をしています。2026.2.4)
鉢植物の水やりは、湿っているのに与えると根腐れの原因になるので、土が”しっかり乾燥”してから水やりをします。
しかし、土壌水分計の計測値を参考に水やりをするか判断する場合、乾燥の範囲である目盛り「3以下」になればいつでも水やりができるとは限らず、
土壌水分計の計測値が最小の「1」目盛りになったからと言って、すぐに水やりができるのかも分かりません。というのも、
※我が家が使用した土壌水分計に説明書などがなく、目盛りによる土壌水分量の基準や状態が分ってません。

モクビャッコウが萎れた1月9日に水やりをし、14日に針が「1」目盛りを指したことを確認するまでの4日間の計測記録がなく
何日目に針が「1」目盛りを指したのか分からず、同じ「1」目盛りでも水やりができる”しっかり乾燥”した土壌になっているのか分かりません。
そこで、極端な考えですがモクビャッコウが萎れる頃には、土壌も”しっかり乾燥”しているだろうと、
引き続き水やりをせずモクビャッコウが萎れるまでに何日要するか非情な実験をした「鉢植物の冬の水やりNo.3」に続きます。
モクビャッコウが水切れで萎れてしまったのは、水やりをするかどうか土の状態を確認するのにそれぞれの鉢植物で確認しなかったことが一番の原因だったお話です。