庭と家

心地よい庭と家にするため、してきたこと。したいこと。

冬になると観賞したくなるお気に入りの常緑性シダ植物<1位トキワシノブ>

 

冬のシダ植物

庭の地面(土)が露出することを嫌い、地面を隠すために葉を落とさず一年中青い葉を茂らせる「常緑性」の草花ばかりを植え、

落葉した木々で一層地面が目立つようになった冬の庭で、救世主となったのが常緑性の シダ植物です。

私好みの常緑性の草花ばかりを探すと次第に種類もなくなり、花よりリーフを好んでいたのもあって常緑性のシダ植物の多種多様に期待しました。

日本に自生するシダ植物は、一般的に落葉性より常緑性の方が多いとされ、日本の多様な環境に対応した約600~700種以上のシダ植物が自生していますが、

落葉性(冬季休眠): 寒さが厳しくなると地上に出ている葉を枯らして根だけで越冬する夏緑性シダ植物。 

その多くのシダ植物から選別することもできず、栽培スペースも限られてくるのでほんの一部の選定したシダ植物しか手に取ったことがなく

探せばまだまだ私好みのシダ植物があり、これから探索する楽しみ(一部のシダ植物と入れ替え)もあれば

青々とした葉がどのように生長し、また冬の庭にどのように変化をもたらしてくれるか観賞することが冬の楽しみです。

 

お気に入り1位:トキワシノブ

トキワシノブ(常盤忍)は、その名の通り一年中青々とした葉を茂らせる常緑性のシダ植物で、

2026.1.12 シノブ科トキワシノブ

小さな葉(若しくは小さく見えるような葉)が秩序をもって整列している姿は、私好みのシダ植物全てに言えることですが、

緑葉の張りがある質感が人工的な美しさを感じ、庭にシダ植物を植え始めるより先に室内で鉢栽培をしていたシダ植物です。

その後、寒さに強い(-5℃程度まで)と知って半信半疑で庭栽培を始め無事育つ姿も確認できるようになり、今では寒い中でも栽培できる植物の基準にする程です。

2026.1.31
室内のトキワシノブは冬の今、屋外で日光浴。

室内で栽培していた鉢も秋頃から屋外に出し初夏頃、室内に取り入れるなどと温度管理から言えば逆のことをしていますが、

暖地のため冬でも葉が落ちずに緑を保ち古い葉は徐々に黄色くなり、黄色くなった古い葉が自然に取れる程の取りやすさも気に入ってます。

 

お気に入り2位:リョウメンシダ

2026.1.12 オシダ科リョウメンシダ

リョウメンシダ(両面羊歯)は、 冬でも葉が枯れずに緑色を保つため常緑性のシダ植物に分類され、

葉は裏表とも明るい黄緑色で表裏がほとんど区別できないため「両面羊歯」と名付けられています。

トキワシノブの次にお気に入りのリョウメンシダは、常緑性のシダ植物にも小さな葉が綺麗に並び柔らかそうな質感の葉があることに感動を覚えた最初のシダ植物です。

 

お気に入り3位:タチシノブ

タチシノブ(立忍)は、常緑性のシダ植物で一年中緑色の葉を維持しますが、寒冷地などでは冬に多少痛むこともあります。

2026.1.12 ホウライシダ科タチシノブ

そのため暖地でも所々葉色が変色している箇所を見ると、寒さで傷んでいるのかと思っていましたが、

紅葉するということを知っても紅葉しているように見えず、傷んでいるように見えることが3位になった理由です。

また、シノブ(落葉性)に似た細かく切れ込んだ鮮やかな緑色の葉と軟らかい雰囲気も大層お気に入りですが、

葉の細かい切れ込みの間に地面が見え、地面と同化して葉の存在が薄いことも3位になった理由の一つです。

2026.1.12
手前のシダ植物の奥に
リョウメンシダとタチシノブ

今回、葉の存在を上手く撮影できず、ツワブキと重なった部分だけ綺麗な葉を見ることができているので、

西側モミジ株元のツワブキの群生と一緒に植えたら、タチシノブも引き立つのではないかと植え直すことを考えています。

 

お気に入り3位:ホラシノブ

ホラシノブ(洞忍)は、同3位のタチシノブと同じグループに属するシダ植物と思っていたほど似たような雰囲気の姿形から同順位になり、

※ホラシノブはホングウシダ科で、タチシノブはホウライシダ科になります。

2026.1.12 ホングウシダ科ホラシノブ
タチシノブより葉が厚く裂片の先端が
丸いか平らになっている特徴があります。

一年を通して緑の葉が残る常緑性に分類され、寒さの厳しい冬には紅葉したり葉が黒紫色に変色し、

2026.1.28 厳寒期のホラシノブ

暖地のため綺麗な紅葉にならないことも仕方がないかもしれませんが、綺麗な紅葉と言えないことからもタチシノブと同順位です。

2025.12.7 紅葉前のホラシノブ
紅葉していない緑葉が一年中見られるなら
お気に入り2位になっていたかも?

また、名称に「シノブ」が付くように、お気に入りのトキワシノブ(シノブ科)と同じグループに属するから同じような好きになる要素があるのかと思っていましたが、

それも違ったようで上位3位の名称にある「シノブ」は、乾燥や厳しい環境でも枯れずに「耐え忍ぶ」様子から名づけられた「シノブ」のようです。