サクランボの木を囲む飛び石の小道
ヤマボウシ(青い皿の奥)に向かって伸びた飛び石の小道途中を分岐させ、サクランボの木を囲むように飛び石の小道を去年の年末に作りました。

その飛び石を敷き込んだ翌日の降雨で、敷き込み時に掘り返された地面が水締めされ落ち着いています。
これら雨水などによって地面が沈んだり土が流され、いずれ敷き込んだ石が地面から出てくる(高くなる)ので、
それを見越して地面と石の面がほぼフラットになるように仕上げたのですが、そうすると私が求める情緒ある小道にならず、

地面から出る石の出高さがポイントになるのではないかと考え、石が地面から出る高さをどうするか考えあぐねています。
2025年12月28日サクランボの木を囲むように飛び石の小道を作ったお話です。
バリアフリーに配慮していない石の出高さ
飛び石の地面から石が出る高さは3cmから6cm程度が基本で、和風庭園などで見られる情緒ある景色がここにあります。
しかし、現代では安全に歩けるように地面とほぼ同じか少し出る程度が推奨されており、バリアフリーに考慮した”少し出る程度”がどのくらいなのかと言うと、
人が歩行中につまずく最小限の段差高さは約1.5cmですが、高齢者や普段から歩幅の狭い人は1cmでもリスクがある高さになり、
また、高さが2cm以上になると危険領域になる程で、一般的なバリアフリー対策が必要な高さになります。

丁度、石の出高さをどうするか悩んでいたとき、作業道具を収納する棚までに4枚のジャワ鉄平石を敷いた小道があるのですが、
「つまずくからジャワ鉄平石の周囲にも土を入れて欲しい。」とサクランボの木を囲った飛び石と地面がほぼフラットな状態を見た主人から要望があり、
「あれぐらいでつまずくの?」とつい本音が出てしまいましたが、バリアフリーに配慮した高さのこともあって計測したところ、

1cm程度と思った高さが2cm以上あり危険領域だったうえ、論より証拠を主人が証明して見せたのです。
やはり、2cmでもつまずくなら和風庭園で見られるような石の出を最小値の3cmにしても難しいですよね。
2021年5月ジャワ鉄平石で飛び石の小道(庭のメイン通路)と作業道具棚までの小道を作ったお話です。
庭のメイン通路であるジャワ鉄平石の小道は、石周りに小粒の砂利を敷きほぼ段差はありません。
ヤマボウシに向かって伸びた飛び石の小道
ヤマボウシに向かって伸びた飛び石の小道を作った当時、石の厚みが2~4cmなのでそこまで段差は設けられないのですが石の出高さを1cm程に設定していました。

小道沿いの植栽で土が流れ石の出がなくなった箇所もありますが、約5年間の雨水や風などで土が削られ石の出が高くなり現在一番高い箇所で1.5cm程はあります。

今のところ石の出高さ1.5cmでつまずくことはなく、1.5cmもあれば陰影ができ私の求める情緒ある景色に少しだけ近づけように見えます。
ただ、石の出の高さを利用して、これまた情緒を求め石周りに苔を植栽したことがあるのですが苔の植栽が失敗に終わり、

植栽をすることに未練があり辿り着いたのがムラサキサギゴケの植栽で、現在も植栽範囲を少しずつ広げているため
折角の陰影ができた1.5cmの高さがなくなり、バリアフリーに配慮した高さに近づいてはいます。
2021年9月ヤマボウシに向かって伸びた飛び石の小道を作ったお話です。
飛び石で囲った石の出高さ
サクランボの木を囲むように飛び石の小道を作って約2カ月。
飛び石の小道を作った当初は、見慣れないことやサクランボの葉が全て落葉し向こう景色まで見え、
グランドカバーになる植物も冬の停滞期で緑が見られず、石と地面がフラットであることに”のっぺりとした印象”を強く感じたのかもしれません。

サクランボの木が主役になる時期です。
3月頭にはサクランボの木に花が咲き始め、いずれ奥のヒメイチゴの木が見えないほど新緑が茂ってきます。
そして、ムラサキサギゴケの紅葉が緑葉に入れ変わり、今は大人しいヘビイチゴも旺盛にランナーを伸ばし石の出の高さは気にならないかもしれません。
そう思うとバリアフリーを考慮した高さや情緒を求め陰影ができる高さを求めずとも、
雨風で土が削られ自然に石が出て来るのを待ちながら、緑と調和するのを待つこともありなのかと思い始めました。