トキワシノブの植え替え

約2年6カ月前のトキワシノブです。
張りのある綺麗な緑の葉が地表を這っている根茎を隠すほど茂ってます。
・根茎(こんけい)…植物の地下茎の一種で地中を横に這うように伸びる茎。
・トキワシノブの根茎…白色の毛に覆われた紐状の根茎が地表を這うように生長します。葉や茎を出す役割と水分を蓄える役割を担います。
それが今では・・・・・、

生え替わり時期のため茶色い葉が見られ冬の間、屋外で栽培していたため落葉しこれから生長期なので葉が茂ってはいませんが、
去年の生長期でも思うほど葉が茂らず、その結果が今の状態で今年もそうなる予感がしたので、
丁度、植え替え目安(2~3年に1回)である3年が経とうとしていることもあり、4月~6月(生長期)の植え替え適期に植え替えを行うことにしました。
トキワシノブの根と根茎
トキワシノブは一年中葉が茂る常緑性ですが緑葉から黄葉、そして茶色い葉と変化し落葉する自然現象や、
冬の間、屋外で栽培できる暖地でも寒さに当たると一時的に葉を落とし根茎だけで越冬することがあります。

我が家のトキワシノブは、冬の間、屋外で鉢栽培をしていたのですが茶色い葉があるものの全ての葉が落葉することなく春を迎え、
鉢内の土が見えないほど根茎が増えたり、はみ出すほど生長はしていませんが、土中で根が回っているだろうと想像しながら株を取り出すと、

鉢から簡単に取り出せ根鉢もできておらず、土の塊のようで根があるのかも怪しい状態です。

土の塊を崩してみれば毛細血管のような細い根はあるのですが、この根の張り様を見ると株が弱っているように思えます。
根が張らない原因の一つに過湿による根腐れが考えられますが、屋外の屋根がない場所(直射日光は当たりません)で栽培していたので、
乾燥を気にして水を与えていたところ、雨水が加わり過湿になってしまったのではないかと推測しています。

過湿を心配している一方、手が当たった弾みで小さな根茎が葉とともに簡単に取れてしまい水切れ(乾燥)を疑いましたが、

よくよく見ると根茎の先が緑っぽく新しい根茎のようで、柔らかく非常に折れやすい性質を持っているので少しの衝撃で折れてしまうそうです。
トキワシノブの用土
トキワシノブは通気性、排水性、保水性に優れた土を好みます。
シダ植物用の土も販売していますが今回は、土を自作することにし手元に鹿沼土があれば鹿沼土小粒6:赤玉土小粒4で土を作りますが、
鹿沼土が手元になかったので一般的な盆栽用土の配合で赤玉土小粒7:腐葉土3の土を作り植え替えました。
トキワシノブの植え替え後
冬の間、屋外で栽培していましたが葉焼けと過湿を考え屋内で栽培するよう室内に飾りましたがいまいち綺麗とは言えません。

以前と同じ鉢カバーに入れ見栄えも良くしたのですが何故か様にならないと思ったら、茶色い葉の切り落としをしてなかったことに気付き、
ついでに前回の植え替えでは行わなかった乾燥を防ぐため、根元を水苔で覆おうことにしました。

前日、乾燥した水苔を水に浸し、水分を含ませ柔らかくなった水苔を鉢内の土が見えないよう隙間に埋めていってます。
現在のトキワシノブ
薄い緑の柔らかそうな葉が2、3本生えています。

大きく茶色に変色した葉は切り取り、水苔が乾燥しないように水を与え、こまめな霧吹きで空中湿度を保つようにします。

また、植え替えてから1~2週間経ち根が落ち着いてきたら、薄めた液体肥料を2週間に1回程度6月まで与えていきます。
~追伸~
過去の記事で”石化トキワシノブ”と表記があるものがありますが、我が家は石化ではなく通常のトキワシノブでした。
ちなみに石化とは、白い毛で覆われた紐状の根茎が突然変異により成長点が複数でき分岐してネコの手のように肉厚で丸みのある形状に変化した変異株のことです。