モミジ展葉


4月頭から半ばまでの展葉する変化に毎年凄まじさを感じます。
今年は、冬の剪定が甘く例年に比べ徒長枝が多く、小道沿いに飛び出した邪魔な枝葉や自分の頭より低い位置の長い枝葉は早くから剪定し、
幹や主枝などの内側で芽吹いた新芽がやけに多く、隙を見てはむしり取ったりしていたので、

樹形の中心から下側は、例年より枝葉が少なくなっています。
モミジ剪定
手の届かない樹冠から飛び出した徒長枝や込み合った枝葉が気になってきたので、本格的に梅雨が始まる前に春の剪定を行いました。
春の剪定では、木が弱る原因となる主枝や太い枝を切り落とす強剪定はせず、混み合った枝葉を間引き風通しと日当たりを良くすることが目的です。
今年で5回目になる春の剪定も慣れてきたもので、我流になってきたような気もしますが、

左:中央モミジ・右:西側モミジ 剪定前
新芽の柔らかいうちは手で摘み取る(=芽かき)ことができるので、幹に生えた若葉や小枝などを全て取り除き
幹に向かって伸びた小枝や幹に近い込み合った小枝(=ふところ枝)などを取り除くなど木の中の透かし剪定をします。
次に樹形を作る枝葉の剪定では、樹形から飛び出した徒長枝など基本枝の根元から剪定しますが、
ぽっかりと葉がない箇所ができたりと樹形が崩れるような場合は、枝の途中で切って調整しています。
他にも不自然な方向に伸びている小枝や交差する小枝、平行枝など混み合っている枝葉の根元から切り落とすなどして樹形の輪郭を作る枝葉を透かしています。
また、一枝の中で混み合うほど葉が茂っている場合、主に枝の根本側から込み合った葉を手で摘み取り(ハサミで切ってもOK)
葉の量を少なくして見た目も軽く、スッキリとした枝葉になるようにしています。

左:中央モミジ・右:西側モミジ 剪定後
枝の向こう景色が見えるようになると庭が明るく爽やかな印象で、実際に風通しも良く光も届くので他の植物の影響も良くなります。
剪定が済んでいるのに西側モミジの一部が混み合っているように見えるのは、その奥でカクレミノが茂っているからですが、

今年、一段と樹高を伸ばし隠したい景色を追い越し始めたので、初めて芯止めを行いました。
一年中赤いモミジ
ある戸建ての飲食店を訪れた所で立派な緑の葉のモミジと赤い葉のモミジが並べて植えてあり、

上を見上げれば青い空に緑葉と赤葉の3色が映え、私の腕でも写真が上手く撮れたような錯覚をするほど綺麗な光景でした。

立派な緑の葉のモミジは平屋の飲食店の入り口を覆うように枝葉を茂らせ、丁度、眩しい日差しを遮ってくれていたのですが、
屋根に少し掛かっているので雨樋(横樋)に落ちた葉が溜まって腐葉土となり、そこにモミジのこぼれ種で発芽した新芽が横一列に並んでいました。