下記はイチジク株元の2024年度緑化計画でついつい2種類ものラベンダーを買ってしまったお話です。
良かったらご覧ください。
その続きです。
緑化計画2024年5月レイアウトの変更計画
種類が違うラベンダーを隣り合わせに植えた後、やっぱり株が生長したら蒸れるかもしれないので植栽間を広くした方がいいのでは?
ロータス・ブリムストーンが今はこんなに小さいけど、環境が合えば生育旺盛で良く育ち、
株が育つと根本が徐々に木質化して低木になるほど大きく生長している写真なども見て、
ついでに、ロータスを最前面に植え替えロータスの空いた場所にラベンダー・ラヴェアンナを植え、
ラベンダー・しずかも左側に寄せて植栽間を広くしたらどうだろう?とレイアウトの変更計画を思案していました。
しかし、レイアウトの変更計画を思案している最中にラベンダー・ラヴェアンナが生長し奥に植えた植物が見えなくなって
その時、頭に浮かんだことは「レイアウトの失敗」です。
そう思ってしまってからはイチジクの株元に植えた全ての植物の植え直しをしたいと考えるようになってしまって。
(日陰を好む植物を奥(幹近く)に植えることばかり意識し過ぎて、株の張り方や草丈を想定せず全体像を見てなかったな。
そもそも、イチジクの幹から枝葉が70cm程しか茂っていないのに日陰と日向の違いはそこまであるの?
もう、日陰にこだわらなくていいのでは?
こうなったら、アジュガが一番良く見える場所に植え替えて・・・、)
緑化計画5月中旬植え替え作業
植え替えに適した時期を過ぎると気温が高く植物に負担がかかってしまいます。
中には植え替え時期が過ぎている植物もありますが、5月中旬過ぎ植え替え作業を行いました。
数株の植物を同時に植え替えとなると時間との勝負で、極力、植え替える植物が少なく済むようにルーやオルナタ、ポテンティラは移植せず、
草丈の低い植物を最前面に植え、奥になるにつれ草丈が高くなるように幹近くにラベンダー・ラヴェアンナを植え替える計画です。
植え替える植物の中で一番草丈が高くなるのはラベンダー・ラヴェアンナなので、イチジクの幹近くに実際にレイアウトしてみると
思ったよりラヴェアンナの草丈も株張りも大きく、まだ大きくなると見越してラヴェアンナだけを植えました。
背丈の低いベロニカ・ティダルプールは最前面に植える予定でしたが、今年、植えたシンバラリアが枯れてしまったのを見て
同じく直射日光を嫌うティダルプールは、ルーとベロニカ・オルナタの間に3株まとめて植えました。
その跡地にまだ小さな株の茂ってないラベンダー・しずかを両脇にスペースが空くように植え、
そして、ラベンダー・しずかの跡地にロータス・ブリムストーンも大きくなることを見越して植えています。
アジュガ3株は株間を狭くして最前面のベロニカ・オルナタとロータス・ブリムストーンの間に植えましたが葉焼けに注意です。
そして、この最前面に実際、直射日光がどこまで当たるかどのくらいの時間当たるのか観察していきたいです。
緑化計画8株の同時移植をしてみて
今回、8株の植え替えをほぼ同時にしたことは私にとって初めてで、早く植え替えないと植物が傷んでしまうと焦り、
植物を実際にレイアウトして見たらやっぱりイメージ(計画)と違い、またレイアウトを変更し、
それにより他の植物もレイアウトの変更をすることになり、時間を取られまた焦ってしまう。と焦ってばかりでした。
時期的にも余裕があるなら一回、鉢などに埋め戻してゆっくりとレイアウトを考え直すのも手だと思います。
限られたスペースや花壇など区切られたスペースなどの植栽プランは、最終完成イメージを思い浮かべることができるのなら計画は立てやすいと思います。
また、その植物が一年草ではなく宿根草や常緑多年草だと植物を育てる周期が違うので、枯れたりひょっとしたら飽きて変更することもあるかもしれません。
そうなった時に最初に思い浮かべていた最終完成イメージから、変更したイメージが思い浮かべれるようになれたらレイアウトの失敗は少ないと思います。
そして、そのイメージを描くためにも植物個々の生長速度や株の張り方、草丈がどうなるか、
花の色や葉の色など自分のイメージに合うか、書籍やネット情報だけではなく実際に育て知っていくことも大切です。
それに付け加え、その植物たちをそこに植えて大丈夫なのか、気温や降水量などの気候や日照条件、風通しなど栽培環境がそれぞれの庭によって違うので、
これらも実際に育て勉強と経験が必要だとつくづく実感しています。
失敗したり上手くいったりいろいろ学びながら経験を積むのも一朝一夕ではできないので、焦らず庭を作っていくことは大切ですよね。