飛び石の隙間に新たな実験!
飛び石に敷いていた苔がツグミにひっくり返されて悲惨な状態になっていた頃、実は実験と言えるのか分かりませんがある試みをしていました。
その苔が残念な結果で終わったお話は下記をご覧ください。
いつの間にか庭のあちこちに生えているカタバミ。カタバミと言ってもいろんな品種がありますが一般的には雑草として対処していることが多いいと思います。
そのカタバミが飛び石の隙間や周辺に生え、せっせと抜いていましたが飛び石の苔が悲惨な状態になって、ふと飛び石の隙間にカタバミを植えたらどうなるんだろう?
庭のあちこちに生えているから手に入りやすくお金もかからない。生命力も強いから移植がしやすく、綺麗に敷き詰めて行ったら飛び石の隙間の地面も「緑」で隠れる。苔の代わりになるんじゃない?
とりあえず試みの段階なので飛び石2枚の隙間にカタバミを移植してみました。
カタバミも移植直後はくたびれた状態なのですが、生命力が強いおかげか前からここに生えていましたけど?というような感じであっという間に定着します。
移植が簡単に出来たことで、我が家の庭に生えているもう1つのアカカタバミも移植してみました。
カタバミ
カタバミは、日本原産でカタバミ科カタバミ属の多年生広葉の野草です。
細い茎に根が生え地面を這う匍匐性植物でハート形をした3枚の葉が長い葉柄の先に付きます。葉は昼に開き夜に閉じて就眠活動を行います。葉を閉じている時は片方だけに葉が付いているように見えて、半分齧られたように見えるのが和名の由来です。
春〜秋の長期間、散形花序に黄色い小さな五弁花を咲かせます。雌蕊は1本で、雄蕊は10本あります。
花後に成る果実はオクラを小さくしたような形をしており、熟すと種が弾き飛ばされます。
アカカタバミ
アカカタバミはカタバミの変種で、葉や茎が紫色の品種です。
花びらは5枚で黄色く小さな花を咲かせます。花びらの基部は赤みを帯びています。
砂利や石垣など、日当たりがよく高温で乾燥する場所を好んで生えます。反対に、日陰や湿ったところは苦手です。
夜になると葉を小さくたたむ様子から、「雀の袴」という別名もあります。
移植したその後
我が家の庭に生えている2種類のカタバミ。
飛び石の隙間にカタバミを移植してからその後どうなったのか。
移植してから2ヵ月後。
緑色のカタバミは花茎が伸びます。
その花茎が飛び石を歩くと邪魔というか足の甲や足首に当たって痒くなる。
まあ、うっとしいのです。
かたや、アカカタバミ。
そんなに花茎は延びないんですね。
アカカタバミは何も支障がないのでそのままにして、カタバミはブチブチ抜かさせてもらいました。
飛び石の隙間にカタバミは…。
緑のカタバミにより草丈が5cmでもある植物は私には無理だと分かりました。
元々、飛び石周辺には移植するまでもなく自然にアカカタバミが繁殖していたのですが、こっちが望むような飛び石の隙間にもちろん生えてくれません。
だからと言ってアカカタバミを飛び石の隙間に移植してまで敷き詰めて行こうと思わないのは、私がやっぱり飛び石の隙間に敷くなら苔のように「緑」がいいなと思ってしまうからです。
支障がないからと残していたアカカタバミは、花茎の長さも丁度良く単体でみると色合いもいい感じだったのですが、私の中では雑草扱いのアカカタバミを育てようと意識していなかったので、同じくその周辺に生える雑草の除草時や下草の植え替えなどで地面を掘り起こしたりして、徐々にアカカタバミが消えてしまいました。
カタバミの試みにより飛び石の隙間に今後どんな植物を植えるか考えるきっかけにはなりましたが、今でも飛び石の隙間は雑草が生えた地面です。