庭と家

心地よい庭と家にするため、してきたこと。したいこと。

土手の6月から10月の植物「結局、カラタネオガタマもドウダンツツジも残ってるね。」by私

 

土手の5月の植物

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土手も春は花を咲かせる植物が多いのですが、暑くなるにつれ花を咲かせる植物も少なくなってきたのでまとめて紹介します。

 

16.カラタネオガタマ

2024.6.7 カラタネオガタマとシマダンチク

バナナのような香りがするモクレン科の常緑樹カラタネオガタマで、開花時期は4~6月になりますが、

毎年、花の写真撮影を見逃し写真は6月上旬でもう花は終わっていました。

度々話題に出ていたカラタネオガタマですが、西側の土手に植えてあり2.5m程の樹高が我が家に差す西日を遮り目隠しにもなってくれるので(夫が)必要としていました。

そこで、同じ西側にあるドウダンツツジとカラタネオガタマを残して欲しいと頼みましたが、両方とも伐採することに決まった樹木でした。が、

実はまだ伐採されず残っており現在、2本の樹木を残したまま防草シートを張っています。

区の職員から業者に伝達されていないのでは?と思いましたが、残るならと夫は喜んでいます。

 

17.ハマゴウ

2024.7.12 ハマゴウ

海岸砂地に生息するシソ科の常緑低木ハマゴウです。

周りにそれらしき植物もなく海岸も近くないので、人の手によって植えられたと考えていますが自生なんでしょうか?

ハマゴウも葉を旺盛に茂らせ道路にはみ出すので、よくタイヤが引いた跡が見られます。

秋には実を付けるそうですが、毎年、土手の除草が夏(8月)なので見たことがありません。

しかも、葉の香りはユーカリのように爽やかでお香や蚊除けなどに使われていたと知ってしまったら、

ハマゴウも移植すればよかったかな?と思ってしまいますが、もう刈り取られてありません。

 

18.ナツズイセン

3月の春、水仙の葉より太く長い葉が1株ほど地上に生えていたので、どんな花が咲くか分からずとりあえずスノーフレークと一緒に移植した球根植物でした。

2024.8.11 ナツズイセン

移植してからしばらくすると葉が枯れ地上には跡形も残らなかったので移植に失敗したと思っていたら、

8月に薄いピンク色の花を咲かせているではありませんか。

どうも葉は夏には枯死するらしく、1本の花茎が伸びその先に花を咲かせ葉がつかないそうです。

(下で繁っている葉はシロハギです)

しかも、我が家の庭は8月の花がほぼないのでこのナツズイセンが良く目立ち、これからは8月の数少ない花の紹介が出来そうです。

 

19.サルスベリ

2024.9.12 サルスベリ

腰までもない樹高の苗木に花を咲かせていたので気付くことができたサルスベリの苗木です。

流石に樹木は移植しようとは思わないのですが、今回、夏の伐採が始まる前に苗木を探したのですが見つけることが出来ませんでした。

サルスベリはこの住宅街でも何件かのお宅で植えられていますが、種が飛んで来たか鳥が運んだかして自生したのでしょうね。

時たまアスファルト道路の電柱際から生えている小さなサルスベリの苗木を見かけますが、繁殖力が強いと感心しています。

 

20.シロハギ(白萩)

2024.10.29 シロハギ

枝葉が南天のようで花がサヤエンドウのような花だと思っていたら、マメ科のシロハギでした。

我が家の庭にもピンク色の小花を咲かせる矮性のハギを植えていますが、それより花が大きく葉も大きいので同じ仲間とは思っていませんでした。

シロハギは上手く株ごと掘り上げることができ、移植したら根付きも良く順調に我が家の庭で育っています。

ただ、今は樹高が30cmもない程の大きさで問題ないのですが、大きくなった時、今の場所では困る事が目に見えて分かるので日向で植えれる場所を検討中です。

 

21.シマダンチクの穂

2024.10.29 シマダンチク

穂まで付けると草丈は随分と大きく一番大きいシマダンチクで3m程にはなっているのではないでしょうか?

また、シマダンチクは大きく生長すると葉の班が消えてしまい、トウモロコシの葉みたいになっています。

確か2023年の除草は予算がなく、8月に除草をしなかったからこうして穂まで見れたのではなかったかな?

今回の刈り取りで手強そうな地下茎を残していたら生長が早く既に葉が開き草丈が30cmは伸びている株もあり、その上から防草シートを張っていました。

 

※咲いている花に気付き判別できた物だけを紹介しているので全ての植物の紹介は出来ていません。

 

土手植物のまとめ

我が家の敷地に接する西側と北側、合わせて20m程の土手に以前の住人さんが植えたであろう草木や自生し繁殖した植物、まだまだ沢山の植物がありました。

いざ土手の植物がなくなると、腰を据えてじっくり観察したかったという思いで惜しんでいます。

夏は花が咲いても咲かなくても葉を茂らせ木陰を作ってくれた樹木で、目隠しにもなり台風の時の風除けにもなって助かっていました。

また、秋を感じさせてくれる紅葉する樹木(花を見たことがありません)や、落葉した樹木に渡り鳥が止まっている冬。

そして、毎年、ユキヤナギの花を見ると土手に春が来たと実感でき四季を楽しめた土手でしたが、草花が咲かない防草シートに覆われた土手だと何とも寂しいです。