庭と家

心地よい庭と家にするため、してきたこと。したいこと。

コロナ禍の畑づくり

左サクランボの木と右カエデの間の奥が畑です。

庭づくりができる。と喜んでいた2020年はコロナ禍の真っ只中。

引っ越しの片付けも落ち着いた3月初め、

子どもの学校の臨時休業が始まり仕事も在宅勤務へと変化し、

行動制限によりほぼ自宅で過ごす生活が始まっていました。

そのコロナ禍生活で庭づくりをしながら、

 

私と子どもは南東の隅と通路のようなスペースの東側に、それぞれ60×120cmくらいの「畑づくり」を始めました。

 

スコップで土を30cmくらい掘り起こす作業から始まりましたが、地面は固いし出るわ出る、たくさんのガラ。陶器や素焼きの鉢片、ガラスにプラスチック片、釘や針金、ビニール、何かの根っこ。コンクリートくず、砕石。見た目は真砂土でキレイに見えていたのに土中はゴミだらけ。家付きの土地を購入したので解体くずもあるのでしょうが、住んでいた歴史分の何かもあるんでしょうね…。

時たま嬉しい拳大の丸い石も出てきます。(後に樹木の縁取りに使用)

大きめのごみなどは簡単に取り除き、それから子どもに範囲を決め毎日少しずつ、ふるいで土とくず石やガラをより分けてもらっていました。

子どもですから飽きるし興味のない畑づくりをさせるのですから、よくやってくれたと思います。

くずやガラ取りが終わった土でも、まだ畑に向いた土質ではありません。また、畝がつくれるほど土の量がないので庭にあった余分な真砂土や買ってきた「土」(肥料は混入されていない腐葉土などその他混ぜ合わせた土。今考えると野菜栽培用の土を買ってくれば早かったんですけどね。)、それに牛糞堆肥を混ぜ込み畝の高さが20cmくらいになる畑を作りました。(この時、酸性土をアルカリにするための石灰を入れ忘れていました。)

理想の畑の土(団粒構造)には程遠い畑ですが南東の畑にはミニトマトを植え、早生種の枝豆は砂質の土壌が良いとあったので東の畑に枝豆を植えました。

団粒構造:土壌粒子がくっついて小粒の粒子になったものを団粒と呼び、団粒が更にくっついて集合体となったものを団粒構造と言います。って、言われても想像つきませんよね。柔らかくフカフカして焦げ茶色の土。適度に湿っている土を手で軽く握ると固まり、それを、また手の指で軽く押して崩れたら団粒構造です。

 

先のお話ですが、ちゃんとトマトも枝豆も収穫できました。

ただ、枝豆を植えるとカメムシが付くとありましたが、確かに多くのカメムシが発生してしまいました。それからか毎年、枝豆を植えてなくてもカメムシが発生するようになり、トマトに付いたり洗濯物に付いたり部屋の中に入ってきたりと被害にあってます。おかげでカメムシ駆除剤が手放せないようになりました。

 

庭づくりや畑づくりをしながら過ごしたピークのコロナ禍。

次は夫がコロナ禍でしていた作業のお話です。