庭と家

心地よい庭と家にするため、してきたこと。したいこと。

高さのある平板花壇(ハーブ畑)の作成4日目は続きの土入れと植え込み作業

 

高さのある平板花壇の計画と準備。

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高さのある平板花壇の作成初日。

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高さのある平板花壇の作成2日目。

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高さのある平板花壇の作成3日目。

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続きの土入れ作業

前回、花壇の5分の3まで土を投入していたので、

土の投入完了

追加で購入した基本の土100㍑、赤玉土中粒50㍑、園芸培養土20㍑計170㍑を投入しました。

基本の土:元肥なしのpH・EC調整済で赤玉土や腐葉土などが調合してある土だがホームセンターのオリジナルで調合原料不明。

・元肥…植物の苗や苗木を植え付けるときなどに事前に与える肥料のこと。

・pH…土の酸度。

・EC…土壌中の塩類濃度

赤玉土:関東平野の火山灰層となる関東ローム層の赤土。赤玉土自体には植物の栄養となるなる成分は含まれていないが、「排水性」「保水性」「保肥性」「通気性」に優れている。

・排水性…水はけ・通気性のこと。土が乾きやすく新しい新鮮な水が必要になる。

・保水性…水もちのこと。水分を一時的に保持しておく能力。 

・保肥性…肥料を保つ能力。

腐葉土:落ち葉や枯草が分解して土壌となったもの。「保水性」「排水性」に優れており、土を柔らかくする効果がある。腐葉土は植物に必要な栄養素を豊富に含んでいる。

園芸培養土:ピートモス、ココピート、パーク堆肥、焼き土、日向土、パーライト、土壌改良材他。

・ピートモス…水苔やシダなどが堆積されてできたもの。土の性質は強い酸性。使い始めは水が馴染みにくい性質を持っているが、一度水が馴染むとその後の「保水性」は非常に良い。

・ココピート…ヤシの実の殻を細かく粉砕した有機培土のこと。

・パーク堆肥…樹木の皮を完全に発酵させたもの。古い土に混ぜて土をふわふわにさせたり土に栄養分をもたせたり土壌改良剤の1つ。

・焼き土…焼いた土。土の種類不明。

・日向土…九州の宮崎県南部地方の霧島系火山帯で採取することができる軽石。日向土は長期に渡って使用しても粒が砕けることがないため、繰り返し使うことが可能。また「排水性」にも優れている。弱酸性の土に該当します。

・パーライト…火山岩の真珠岩などを高温・高圧で焼成した白色多孔質の人口軽石。「排水性」に優れ土壌改良剤として使用。

 

土のエリア分け

土の投入時、ハーブによってそれぞれ好む土が違うので土ごとにグループ分けをし、花壇の中で土のエリア分けをしています。

ミントはかなり強健でそれほど土にこだわらなくても大丈夫ですが、乾燥にはそれほど強くないのである程度、保水性のある土にし基本の土7で赤玉土3の割合の土のエリアにしています。そこにはレモンバームも含まれます。

水はけが良い土を好むオレガノやラムズイヤーなどその他のハーブには基本の土6に赤玉土3、そして園芸培養土1を混ぜた土のエリアに。

多湿を嫌い水はけの良い土が適し酸性の土壌が苦手なセージなどは、基本の土6に赤玉土4を混ぜた土のエリアにしました。

尚、仕切りなどで土の中を仕切る程きっちりとエリア分けはしておらず、最初の5分の3程の投入時に混ざっているピートモスは、酸性土壌を嫌うハーブのため石灰などは混ぜてはおらず、それらを下層に留めているだけなので案外適当です。

調合するつもりはなかったのですが結局いろいろな土が混ざって、土づくりをしたようになってしまいました。

 

ハーブ植え込み作業

植えるハーブ全15苗

ハーブが成長した背丈を考え山形になるように植えるか、ハーブの花が開花する順に植えるなど考えていましたが、好む土のエリア分けでハーブの植え込み場所が決まりました。

正直、前面に畑があり作物が植えてあるので植え込み作業はやりにくいです。

今後、ハーブ畑のメンテや収穫時なども畑に作物があると作業はやりにくいだろうと予想はしています。

花壇に植えたハーブ

ハーブを交互に30cm間隔で植え全ての作業が終わり、これでハーブ畑=高さのある平板花壇は完成しました。

 

日が当たらない日陰を好むハーブや高温多湿が苦手なハーブなど栽培環境の違いがそれぞれあります。

多年草のミントでも根の周りが早いから毎年植え直しをした方が良いとか、仕切りをした方が良いなど、いろいろな栽培方法があり情報も調べれば調べる程あり迷います。

そして、それらのハーブを同じ場所の同じ花壇内で育てる難しさもあると思います。

今後、実際に育てながら学んで我が家のハーブ畑ができあがったらいいな。と思っています。

 

花壇の最終価格

完成した花壇

花壇の幅は254cm、奥行き56cm、高さ35cmです。

 

天然石平板275×560mm、13枚の使用。

・898円(税込み)×13枚=11674円

(メモ:天然石275×275mmで税込み498円/1枚、天然石レンガ200×100×40mmで150円/1個、天然石ピンコロ90×90×45mm税込み85円/1個になります。)

 

購入した土398㍑の価格は、

・園芸培養土170㍑:3216円+赤玉土小粒28㍑:676円+ピートモス30㍑:768円=4660円(税込み)

・基本の土100㍑:990円+赤玉土中粒50㍑:1207円+園芸培養土20㍑:478円=2675円(税込み)

・寄せ集めの土は除外

 

植えたハーブは全部で15苗ですが購入した苗は14苗で、

・ハーブ11苗:1320円+ハーブ3苗:981円=2301円

 

総合計:21310円

 

実質にかかった価格ですが、これには化粧ブロックやタイル、その接着剤。また、花壇を作成するために使用した道具代などは含まれていません。