庭と家

心地よい庭と家にするため、してきたこと。したいこと。

バーベキューコンロづくり

 

コロナ禍では行動制限され外食もできず、キャンプやベランピングなどで過ごされていた方が多かったのではないでしょうか?

べランピング:ベランダ+グラマラス(豪華な)+キャンピングの3つの言葉を合わせた造語。自宅のベランダで行うキャンプのこと。

 

以前住んでいた家で、ウッドデッキの真ん中に掘りごたつのようにして使用できるバーベキューコンロを自作し随分活躍したので、新居でもウッドデッキが出来上がったらバーベキューコンロを作る予定でいました。ただ、こうも鬱々としたコロナ禍。引っ越し早々、バーベキューコンロの荷ほどきをし、将来のウッドデッキスペースでもあるテラスでバーベキューをしていました。

2020.3.20

殺風景な庭でも外でバーベキューをすると気分が違うんですよね。

「どこにカエデを植えよう?」と庭のことを考えながらバーベキューを楽しめるんですよ。

あまりにもバーベキュー頻度が高いので、いずれウッドデッキに腰掛けて使用できるようデッキ側に寄せた場所に、前倒しでバーベキューコンロをつくることにしました。

 

今回、ホームセンターで購入したモノ。

・空洞コンクリートブロック隅タイプ幅39×厚み10×高さ19cm×8個(1段目)

・空洞コンクリートブロック隅タイプ幅39×厚み12×高さ19cm×6個(2段目)

・コンクリートレンガ幅21×厚み6×高さ10cm×6個(2段目)、×8個(3段目)

・コンクリート縁石幅60×厚み10×1高さ10cm×3本(3段目)

空洞コンクリートブロック:ブロック状に成型したコンクリート建材のうち、軽量化や補強用の鉄筋を挿入するために穴をあけたもの。

ホームセンターなどで何気に見たこともあると思うのですが、コンクリートブロックには空洞がある基本タイプや断面の横に溝がある横タイプ、断面の縦1つに溝がある隅タイプ。厚みも10cm、12cm、15cmとそれ以上もあり、いろんなブロックがあります。

バーベキューコンロ側面

1段目。厚み10cmのコンクリートブロック8個を水平を取りながら横長の「ロ」の字型に並べます。そして、ブロックの空洞部やロの字の真ん中に畑づくりで出たコンクリートくずや砕石を敷き詰めます。処分代も浮くし、後々詰めるモルタル代も浮きます。

2段目。厚み12cmコンクリートブロックを3個ずつそれぞれ長辺に積みます。次に雨落ちづくりでも使用したコンクリートレンガを短辺の開口部にそれぞれ3個ずつサイズに合わせ縦横方向を変え並べます。そして、またブロックの空洞部やレンガに挟まれた空きスペースにコンクリートくずや砕石をレンガの高さまで敷き詰めます。くずや砕石を詰めても出来る隙間やサイズ合わせで出来てしまった隙間にモルタルを詰めます。ブロック同士やブロックとレンガの接着にもなります。

2段目の短辺にレンガを使用して高さを変えた理由は、そこが開口部で空気層になるからです。また、そのレンガを使用したため、1段目の短辺幅より仕上がりが小さくなるので2段目のブロックの厚みを大きくして調節してます。単純にモルタルをたくさん詰めて短辺幅を同じにすることもできますが…。

バーベキューコンロ:長辺117cm短辺59cm高さ48cm

3段目。コンクリート縁石3本を短辺と平行になるように置きます。そして、我が家は鉄格子をはめていますが、古くなった焼き網などを縁石と縁石の間に収まるように切断し敷きます。(その網の上が炭を乗せるところです。)最後に長辺の縁石と縁石の間にコンクリートレンガを並べて完成です。

60×40cmの焼き網に対応できるようにコンロを作りましたが、奥を大きく手前を小さくしたりと対応できるように、3段目の縁石やコンクリートレンガは固定していません。

※ホームセンターで購入したモノ以外の材料は自前です。

 

今回は6人以上の大人数での使用や肉と魚介類。バーベキューと鉄板料理などと用途を分けて使用できるようにサイズを大きくし2口コンロで作ったのですが、本当は2つ目のコンロをピザ窯(夫の夢)にしたかったらしいです。

窯はちょっと邪魔。と話は流れましたが、後にアウトドア用のピザ焼き器を購入しコンロでピザは焼けるようになりました。

進化したバーベキューコンロ(2023)

今はコンロ周りにお皿が置けるように木板を夫が取り付け更にバージョンアップ。使用しないときは木の板で蓋をし、植木鉢を置いたりテーブル代わりにもしています。

 

赤レンガなどの色付きレンガや耐熱レンガなど我が家の庭では似合わないと思い、安価なコンクリートブロックやコンクリートレンガを使用しています。今のところ不都合などはありませんが耐久性、耐火性など分かりませんので、もし同じような仕様で作成される場合、自身の責任でお願いいたします。

後、火の始末はくれぐれもお気をつけ下さい。

 

コロナ禍でも大活躍でしたが、今でも大活躍していますよ。