今日は外構屋と打ち合わせをして決めた大きな樹木の搬入と植え込み作業です。
深緑色の硬い葉で強硬のイメージがある常緑樹。
好きになれなくて避けていたのですが、秋から冬にかけスカスカになっていく庭を見て、いよいよ常緑樹も植えないといつまでも寂しい庭のままだと思い、外構屋と打ち合わせをして決めた常緑樹たちです。
1本目、シルバーグリーンの葉色のフェイジョアです。
フェイジョアはそこまで樹高が高くなりませんが横に丸く広がるように枝葉が茂り目隠しに十分な役割を果たしてくれそうで東側の隣家が隠れるように植えました。
シルバーグリーンの葉で常緑樹と言えば真っ先にオリーブやユーカリが思いつくのですが(ミモザもシルバーグリーンの葉色でメインの庭ではない所に植えています。)、メジャー過ぎて選択から外していました。そこへ、たまたま提案していただいたのがフェイジョアで私はそれまでフェイジョアの存在を知りませんでした。
食用の実が成る樹木で品種によりますが1本で結実することも決め手になりました。
フェイジョアの左に義父からいただいたイチジクの木をカエデ横から移植し、前の家から持って来たレモンの木も近辺に移植する予定で、そのエリア(東側)を実がなるエリア&ハーブエリアにしようかと考えています。
2本目、常緑のヤマボウシです。
まさしく花も実もないこの姿は私のイメージの常緑樹そのものですが、もともと落葉のヤマボウシが好きで折角ならと常緑のヤマボウシを選んだのです。これも食用の実が付きます。食用の実と言えばヤマモモも候補になりましたが、雌木雄木がいること。樹高が高くなる。THE常緑樹。これらのことで流れました。
ヤマボウシは庭の南東に植えその周辺に高低差を作るため高植えにしました。いずれヤマボウシを囲むように花壇を作る予定で、その花壇から続くようにロックガーデンも作ります。
(ヤマボウシを植えた場所は元は畑を作った場所です。庭づくりの関係で苦労して作った畑を潰しました。)
花壇やロックガーデンは私が作ると言うことで、ロックガーデンの材料(フェイジョアの足元に転がっているゴロタ石)を搬入してもらいました。
3本目はハイノキです。
葉と株立ちが好みのシマトネリコと相当悩みましたが、調べれば調べる程、成長が早く高木になり手入れが大変とあります。憧れは今もあるのですが常緑樹の中で繊細なイメージがあるハイノキを選び、これも隣家の窓が隠れるように植えました。
ヤマボウシやハイノキを検討する時、ソヨゴも候補に挙がった樹木です。もう少し庭に余裕があれば4本目の常緑樹として右のモミジ後ろに植えていたと思います。
今はモミジの葉が茂っているので分かりにくいですが、冬になるとこれらの常緑樹がどのようになるのか楽しみです。
外構屋との打ち合わせは、庭の中に高低差を付け花壇を作る。まして、ロックガーデンという発想もなく、凝りに固まった私の庭づくりに提案していただき大変助かりました。樹木も私一人では到底決め切らなかったと思います。今では常緑樹単体で考えるから悩むのであって、常緑樹と落葉樹のバランスであり庭全体のイメージで考えることが大切だと分かります。
打ち合わせで「雑木林のような庭に憧れていたんですけどね。」と話は出たのですが結局「〇〇風の庭」とかテーマを決めることはなく「私好みの庭」が出来上がりそうです。
今日、間に合わなかった樹木たちが後日また運ばれてきます。続けて花壇やロックガーデンづくりの作業に入りたいところですが、先に石張り工事を終わらせたいと思います。