伊吹石の飛び石にスナ苔を敷いたお話は下記をご覧ください。
苔を敷いて約3カ月後。
12月になり落葉した草木の庭で苔がよく見えるようになりました。
カエデとサクランボの木に挟まれたと言っても葉がないので分かりづらいですが、伊吹石の飛び石上から4枚分にスナ苔を敷き、それ以外の飛び石にはハイ苔が敷いてあります。
実はスナ苔を敷いた少し後、ご好意から苔を手に入れる機会があり苔の種類が「ハイ苔」で直射日光の当たらない半日陰の環境に適していると分かりながらもそのまま敷いたのです。
この場所は日を遮る樹木もなく半日陰になる条件もない場所で、近くに鉢を置き少しでも日陰になるように小さな努力をしていますが、どのみち遮光ネットが必要ですね。
現にスナ苔より茶色っぽいので葉焼けが原因かとも思いましたが、ハイ苔は元々黄緑や茶色っぽい色をしている物もあるのではっきりとは言えません。ひょっとしたら乾燥による水不足が原因なのかもしれませんしね。まだまだ、様子見が必要です。
それより、手前の飛び石まで苔を敷きそこが人の通り路で苔に足を引掛けたり、水やりホースが苔に当たり苔にダメージを与えて剥がれかかっているというこの問題の対処を考えないといけないです。
そんな中、12月唯一の花。
縁台(ベンチ)で隠れて見えませんが
ベンチの後ろに常緑のキチジョウソウが花を付けていました。
キチジョウソウは花が咲くと家に良いこと(吉祥)が起きるという中国の言い伝えに基づいた名前だそうですが、葉の長さや葉の多さの割に花穂が小さく、花数も少ないため花を見つけにくいです。
実際、葉に隠れてかき分けないと中々花に気付かないので、今まで気付かぬ内に咲いていたかもしれません。
キチジョウソウ近くの茶色の横長いプランターは秋に植えたラナンキュラス。
芽が出て寒い冬でも成長しています。
こうして冬を迎え
紅葉が見られた庭から約1か月経ち、カエデやモミジはすっかり落葉し奥まで庭が見渡せるようになりました。
ヤマボウシやハイノキは常緑樹ですが全盛期より寂しく、秋に敷いた腐葉土も余計に目立ち、常緑のカクレミノは黄葉しナンテンは更に紅葉したのが分かります。
今年は石張りや花壇を作ったり飛び石にその他石を使った作業は大変充実し、庭の骨組みを「つくる」事が出来ました。
樹木や草花も私一人では進まず助けを借りながら樹木のベースは出来たのではないでしょうか。ただ、植えたつもりでもやっぱり落葉した庭を見るとまだまだ低木や下草が足りないと気付きます。
来年、春になったら低木や下草をどんどん植えて行きたいです!
2021年12月
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