3月になりせっせと樹木を植栽したり移植したりしていますが、
まだ植えたりないと思っているのは下草や草花で、
2月にもシダ植物を植えあれから更にシダ植物を探し、同じ気温の地域で地植えをし越冬しているシノブ科キクシノブ属の常緑トキワシノブの苗を購入しました。元々暖地であれば戸外で越冬しますが、同じ気温の地域の地植え苗なら環境に適合すると分かるので安心ですよね。
その同時期、イトモソウ科に属するシダ類のプテリスも購入したのですが、直射日光に弱く寒さにも弱い上、このプテリスは観葉植物の苗として購入したので、こちらは室内で育てるため鉢仕立てにしようと思っていました。
ただ両方の苗を見ていく内についつい余計な事を考えてしまって、長方形の浅い平鉢にトキワシノブとプテリスを一緒に水苔で包んで鉢仕立てにしてしまいました。
3月だったのでしばらく鉢を飾って楽しみ、その後カエデの株元中心に鉢ごと置いています。
日差しが強い夏や寒い冬はプテリスの葉が茶色くなったり葉数が減ったりとしていますがこうして今も姿を見せています。
オシダ科カナワラビ属のリョウメンシダは常緑性でシダの中で一番好きです。
この細かい葉の綺麗な羅列。この美しい緑。
ナンテンやキンシバイの葉で木陰になる場所に植えたのですが、そこまで木陰が出来ず葉焼けや乾燥が心配です。
ロック花壇に先月植えたミントを止め黄色い花を咲かせるラナンキュラス・ゴールドコインを植えました。(植えた時はまだ花は咲いていません。)
キンポゲ科の多年草であるラナンキュラス・ゴールドコイン。
名前にラナンキュラスとありますが一般的なラナンキュラスとは別種で、ゴールドコインという名のキク科の宿根草とも違う植物です。
花はラナンキュラスと似ていますが全体的に小ぶりで黄色い花が沢山咲く姿は可愛いくもちろん葉の形も可愛いです。
そしてロック花壇のアーティチョークの左に植えたタンジー。
キク科の多年草で花の時期には高さ120cmにも達します。1m以上になるアーティチョークに挟まれた場所なので背が高くなる植物を植えたのですが、我が家はまっすぐ育たず曲がってしまいます。
タンジーには樟脳に似たような、でも樟脳ではないなんとも言えない匂いがします。好き嫌いが分かれそうな匂いですが、その匂いが芳香や虫よけに役に立つハーブです。
写真左の細くて小さい苗で分かりにくいですが常緑の黄斑いりヤブランを植えてます。あまりにも貧相なんですが2株まとめて植えているんですけどね。
そしてヤブランの右横は品種か分からず安かったクリスマスローズです。キンシバイの前に植えましたがいずれ株分けして横に並べるように植え直したいです。
左の青い鉢とモミジに挟まれた場所に石積み花壇のギボウシが移植されています。
鉢に植えていたヤマアジサイやアカンサスモリスをハイノキの株元に移植し、ハイノキとマフォニアの間で日陰が出来るだろうと思い常緑多年草のティアレラを植えました。
環境があえばティアレラの株はもう少し増やしてもいいですね。
アセビの株元にはアセビが木陰を作ってくれるだろうと思いユキノシタを追加で植えてます。
フェイジョアの向こうに移植したギボウシは芽を出し、レイズドベッドの植物たちも先月に比べて少し成長しています。
クリーピングタイムのグランドカバーだけでは心元なかったのでルブスのグランドカバーはどうなるかと試しにワイルドストロベリーの後ろにルブス・ネパレンシスの苗を植えました。
ルブスは這い性種で葉の形も可愛いですが何よりいろいろな葉色の品種があります。
深緑の葉で紅葉するカリシノイデスや黄金葉のサンシャインスプレンダー、その他いろいろありますが今回私が選んだネパレンシスはオーソドックスな私が好きな葉色です。
どんどん植えた3月。
少し怖いのは今は小さな苗ですが、これらが大きく育った時どうなるのでしょうか?