いーですねー。地面を隠すように勢いよく育っています。
今日からまた石張り作業を開始します。
今までの作業経過、また詳しい作り方は下記参照ください。
今日は石をモルタルで接着する作業からです。
小スペースで進めながら、また最初の工程で最後の床掘作業。
そして、セメント砂を作って敷いて整地して散水し固まるまで待ちます。固まったら石を並べていきます。
そろそろ石がなくなりそうで、せめて倉庫の入り口(奥に見えるのが倉庫です)にかかるように試行錯誤をしながら石を張って形を作りました。
張る石がなくセメント砂を固めた下地の箇所には後日砕石を敷いてます。
並べた石にモルタルで接着していきます。
それから隙間に石の破片やモルタルで充填し、最後に目地材を入れ拭き取り作業をし乾いたら完成です。
およそ施工面積13㎡(畳8枚分)の石張りを終わらせました。
私が作業をして気が付いたことをお話ししますね。
施工面積が広いと全体の勾配を考えながら、雨水桝の数の分だけ雨水がそれぞれに流れて集約されるように勾配を考えなければなりません。
我が家はバーベキューコンロ辺りから倉庫に向かって全体の勾配があり、途中2ヶ所の雨水枡に雨水がそれぞれ流れるようにしています。
通常、敷地自体に勾配があるので自然に勾配が付くと思いますが、石張りに勾配を付けるためモルタル量で調節しながら、時には高い所から見下ろし目視でいいので勾配確認をすること。雨水の流れを想像して作っていくことが大切です。(私は作り始めの石張りに水溜りが出来るという失敗をしています。)
勾配:傾斜の程度
また外形の曲線を出すための石や直線の辺を持つ石、雨水枡の丸い形に合わせて張れる小さな石。計画的に石を使用しないとだんだん欲しい形の石がなくなります。(面積が広いと計画的に石など使えません。)乱張りなのでどうしても出来る隙間に合う石がなく、石を割って作る小さな破片。これがまた簡単に割れない、思うような形に出来ない。そして石が(失敗して)減っていく。
乱張り:自然石を用いて不定形の石(乱形石)を張っていくデザインの1つ。
最後には石が足りなくなったりと予測外のことが起こります。できれば余裕をもって石を購入された方が安全です。
同じように最初から用意できる道具なら、揃えておくこともお勧めします。
石張り工事が終わるころ咲いていたお花たち。
4月なのに暑く蚊も飛ぶ中、地道に少しずつ進め1カ月かけやっと完成した石張り。
庭全体の4分の1ほどが石張りになり、雰囲気もだいぶ変わり大満足しています。
今改めてみると自分でもよくやったと思います。
二度としたくないけどね。
余談:建築業界で「貼る」は接着剤で建材を貼る時に使い、「張る」は接着剤を使わないで張り付ける時に使います。モルタル作業で接着と言う言葉を使いますが接着剤ではありません。
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