庭と家

心地よい庭と家にするため、してきたこと。したいこと。

2022年植え付け作業のフライングはシダ植物

 

※このブログは、過去から時系列に書いています。今回から2022年。そして1月のお話からです。

 

今年(2022年)は、春を待たず寒い1月から草木を植えたい衝動が発動してしまいました。

シダ(2023.10)種類不明

去年(2021年)の秋頃、ベニシダ(オシダ科オシダ属)シダを手に入れる機会があり植え付け時期や育て方などを調べていく内に、シダには様々な種類があり特徴がある形の葉や常緑種も多く、まさに今欲している下草だと気付いたのです。

(結局、ベニシダシダを植えるには時期外れでしたがモミジ周辺に植えました。)

すぐにでもシダ植物が欲しかったのですが、シダの植え付け時期は暖かくなる3月からなのでそれまでシダ植物を購入せず春まで待つつもりでした。

しかし、寒い1月末でも販売しているシダ植物を見つけてしまい、売っているということはもう植えても良いだろうと勝手に見当を付け、早速購入し植え付け作業を始めてしまいました。

※ベニシダと思っていたシダはベニシダではありませんでした。名前が分らないので「シダ」としています。令和6年1月26日訂正

2022.2.15 写真右からモミジ、カクレミノ、キンシバイ、ハイノキ、スイフヨウ

 

3月を待たず今年最初に植えたのは

上側の茎に毛が生えているのがイノデです(2023.10)

モミジ株元の左側に植えたイノデ(猪野)です。

常緑のオシダ科に属し冬でも枯れません。

名前の由来は茎にイノシシの手のように毛が密生することから来てるそうで、本当に茎は毛だらけです。

同じような気温の地域から購入したので環境は合うだろうと判断し早々に植えた理由の1つです。

 

オニヤブソテツ(20232.10)

それから2月に入りモミジ株元に植えたイノデ近くやスイフヨウの株元にオニヤブソテツを植えました。

ソテツと名が付いていますがこのオニヤブソテツはオシダ科の常緑シダ植物です。

深い緑色で光沢のある堅い葉を茂らせます。

私のシダのイメージからかけ離れた植物でした。

 

タマシダ(2023.10)

そして、10度以下になると枯れるというのに購入してしまったタマシダ。

ツルシダ科タマシダ属に属する常緑シダ植物で葉の付き方が可愛いですよね。

タマシダは水やりを控え乾燥させて樹液の濃度を高めることで耐寒性を上げる事が出来るらしいのですが、そもそもタマシダでもネフロレピスとして流通しているものは冬の寒さに弱い場合があり、日本原産のタマシダは冬の寒さにも強いそうです。

そのタマシダをモミジの株元に植えました。

購入当初は2本しかなかった葉数も少しずつ増やしながら寒さで枯れず越冬しています。

 

ネフロレピス(2023.10)

ついでにネフロレピス。

一昨年の夏、ネフロレピスを室内の吊り鉢で育てていたのですが日照不足か水不足か枯れる寸前までになったので駄目元でカエデ周辺に植えていました。

確かに冬は地上部から姿が消えいつの間にか小さな新芽が生え、それを繰り返しています。

 

北側駐車場に自生したカニクサというツル性シダ植物も庭のモミジ周辺に去年移植しました。

niwaie-kaede.com

イノデ下にある黄色い葉が分かりますか?それがカニクサです。

 

アスプレニウム(2021)

室内で育てている観葉植物のアスプレニウム。

チャセンシダ科チャセンシダ属の常緑シダ植物です。

鉢を大きくしながら植え替えをしていますが、だいぶ大きくなりました。

 

アジアンタム イメージ

枯らしてしまって(2020)今はありませんがイノモトソウ科ホウライシダ属のアジアンタムも育てていました。

実はこの植物を枯らしてしまったのは2回目なのですが、やっぱり育てるのが難しいです。この柔らかい小さな葉が涼しげで夏前になると無性に欲しくなるんですよね。

 

こうしてみると案外身近に「シダ植物」はありますよね。

自分でも気づかぬ内にシダ植物を選んでいたようです。

 

2022.2.14 フキノトウ

フキノトウを見つけると春が来たと思うのですがまだまだ寒く、暦だけでも3月になれば存分に低木や下草を植えれるのにと思う今日この頃。