春が来る前に植え始めたシダ植物。
引き続き3月までに済ませたい作業をしていきます。
シダ植物に続いて植えていたのは常緑多年草のシャガです。
青い鉢の左下、縦並びに植えてあるのがシャガです。8株くらい植えたのかな?多い?ハイノキやスイフヨウの株元にもそれぞれ4~5株は植えてます。
(写真手前右の2株はシャガではなく常緑アガパンサスです。その左も細いですけど常緑のアガパンサスです。)
今年は下草を増やしたいという思いからせっせと下草の植え付け作業をしていますが、ガーデニングの下草とは地面に近い位置に植えられる比較的背の低い植物たちのことで、本来、林の木の下に生える草や小さな木。木陰に生えている草。下生え(したばえ)の事です。
木の下や木陰といえば我が家の庭では葉が茂ったカエデやモミジ、ヤマボウシであり半日陰や明るい日陰の環境を作ってくれます。
最近、植えたイノデやオオヤブソテツなどのシダ植物に適している栽培環境は半日陰で、シャガも明るい日陰で育てます。その環境に合わせ株元に植えているのですが、庭に点在して植えていた明るい日陰を好むツワブキや明るい半日陰を好むフッキソウを改めてモミジ株元やカエデ株元に植え直す作業もしていました。
フッキソウは葉の色が薄く(葉焼け?)葉がしおれて元気がありません。ツワブキも葉の縁がちじれた「緑閃」という種類が増えたのですが茎から倒れ寝ています。寒い冬が原因かもしれませんが春になって元気な姿を見ることが出来れば嬉しいです。
そして、葉の成長も見られず葉数も寂しい状況で明らかに栽培環境に合っていなかったユキノシタ。半日陰から日陰を好むユキノシタを常緑ヤマボウシの株元に植え直す作業をしました。可愛い丸い葉が沢山見れるといいですよね。
今回の移植作業は栽培環境に適した場所に植え直す目的ですが、実は南側エリアに3月になったら植える計画をしている草木のため草花を移植し前準備をしています。
この時、まだ芽が出ていないユリを掘り起こしてカエデ株元に移植したのですが、ここで去年秋に敷いた腐葉土に後悔するのです。
よかったら下記のお話を読んでください。
こうして3月までに済ませたい作業を終わらせ、後は3月になるのを待つだけです。
さて、去年の12月の苔からさらに約2カ月後の状態です。
飛び石の上側、黄緑色をしているのがスナ苔で、そのスナ苔より茶色っぽく少しボサボサしているのがハイ苔です。
ハイ苔の上の方、丁度日が差している所は少し取れかかっているようにも見えます。
茶色くなる原因として葉焼けや水不足または水のやり過ぎもあるのですが、寒風による乾燥も原因らしいです。
水やりという対処法ではなく寒冷紗(かんれいしゃ)を苔の表面に近い場所で張って風をしのぐ対策も冬は必要みたいです。
そんなことを言っても、もうすぐ春ですからこのまま見守ります。
と、言った矢先にやられました。
サクランボの木の株元半分と飛び石にかかる部分。
剥げているのが分かりますか?最初、どうしてこうなったか分からなかったのですが鳥が原因なんですね。鳥が苔を食べるの?と思ったら苔の下の虫が目当てで苔をむしり取るみたいです。
鳥はどうして苔の下に虫がいると分かるのでしょうか?
今度は防鳥対策をしないといけません。
本当に何かしら対策をしないといけない「苔」です。
大分開いてきましたね。
もうすぐ春ですと言える日が来ます。