庭と家

心地よい庭と家にするため、してきたこと。したいこと。

理想の庭:好きな樹木+好きな草花=リーフガーデン

カエデやモミジの黄緑色のやわらかな葉が

風が吹くたびサワサワと音を立て

揺れた葉の隙間から見える木漏れ日。

そんな木立の下にセッティングしたテーブルセットで

お洒落なモーニングを…。

 

当初、語っていた理想の庭ですが私が好きな樹木のお話しからです。

我が家の庭づくりはカエデやモミジを植えた事から始めたのですが、カエデやモミジの特徴のある形の葉と黄緑色の柔らか(そうに見える)な葉が好みで選んだ樹木です。

ただ、そういう葉の樹木は落葉樹が多く、初めて迎えた冬の庭は落葉してとても寂しい庭になってしまいました。冬でも茂っている樹木で隣家の窓を隠し塀代わりになるような樹木となるとやっぱり常緑樹になります。

私の好きな樹木は「株立ち樹形で幹が細く繊細な姿に特徴のある形の葉をして黄緑色の柔らかそうな葉である常緑樹」

これだけの条件があり、まず中々見付ける事が出来ません。

それでも、それに近い樹木やどこかに惹かれて選んだ樹木たち。

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そして、実がなるエリアを作った事から1本の樹木で結実し、直接食べられなくても何かに加工(果実酒)出来る果実がなる樹木。そういう果樹も探しました。

こうして着々と探し選んだ樹木を植え、もう植えるスペースがない。となったのは2022年の春です。

好きな樹木と一緒に私の好きな草花も植えて庭を作りました。

特に好きなリョウメンシダなどのシダ植物やギボウシやヒューケラ、ユキノシタ、アジサイ、スミレ、アガパンサスなどシェードガーデンに植えるならと言える代表的な草花が我が家の庭にも植えてあります。

シェードガーデン:大きな木の木陰に半日陰を好む植物を植えて作る庭。実際には明るい日陰から暗い日陰まであらゆる日陰や、木漏れ日のあたる半日陰、半日程度日の当たる庭など含めてシェードガーデンと呼ばれています。

特にシェードガーデンを目指したわけではなく、たまたま好きな草花がシェードガーデンに植えるような草花だったとの事で、これらを選んだ基準もやはり葉の形やさりげなく咲く花。どちらかというと葉が主役で選んでいます。

他にも本格的に手が出せないでいる「山野草」も好きなのですが、

山野草: 野や山から高山に自生する観賞価値のある植物の総称です。 草本や低木、小低木の一部を含む幅広い意味を持ちますが明確な定義はなく、全体的に小柄で花に派手さがなく、素朴なものを山野草と呼ぶ傾向があります。

私が好きと言える山野草もさりげない花に個性的な葉を付ける一年草が多く、どちらかというとシェードガーデンで植える草花が多いです。

特徴がある形の葉でそれに黄色い花が咲くと嬉しいな。補色の紫色の花もあったら映える庭になるだろうな。そして、一年草ではなく多年草で地面を隠してくれる常緑性。日差しに強い草花であればもっと嬉しい。これだけの条件に当てはまる草花を探すから難しいのですが…。

流石に全部の条件に適う草花は植えれませんでしたが、樹木にしろ草花にしろ私好みの庭は花がなくても楽しめる、葉を楽しむ、葉が主役の「リーフガーデン」が作りたかったんだと最近自分でも分かってきました。

それも、銀白色、赤色、銅色、斑入りなど葉色が美しく様々な葉色を楽しむカラーリーフではなく、黄緑や緑、シルバーグリンなどの「緑」を基本とした葉。

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緑の葉に癒しを求め、心地よく過ごせる庭をこれからも作っていけたらいいな。と、思いながら今年最後の記事となります。