庭と家

心地よい庭と家にするため、してきたこと。したいこと。

観葉植物は家のどこに飾っていますか?もう置く場所がない…。

 

今年最初の記事は9月頃のお話しです。

 

夏の暑い時期、庭との関わりが少なくなるせいか家に「緑」が欲しくなり新しい観葉植物が欲しい!となるのですが、

猫の手シノブ(石化トキワシノブ)

年々、少しずつ大きくなっている猫の手シノブ。

常緑性のシノブ、トキワシノブの石化性です。葉の奥に見える毛が付いている茎根が分かりますか?その様子から猫の手などとも呼ばれています。

そのシノブを入れている木製カバー、実は木製火鉢なんです。そこに水受け皿とポットごとシノブを入れて飾っているのですが今一番私のお気に入りです。

キッチンの掃き出し窓から採光が取れるのでキッチンカウンターの上に飾っています。

採光:室内に光線(おもに日光)を導き入れて明るくすること。

 

フィロデンドロン クッカバラ

切れ込みが入った葉を付けた茎がドームのように広がり存在感がある格好良い姿でしたが、今では茎ごと四方に寝てしまい上から見るとドームの天井が開いているという姿になってしまいました。

そこで、フラワーガードで円を描くように囲って人為的に茎を起こしています。

シルバーの細い金属であまり目立たないので気に入っています。

クッカバラは観葉植物の中でも耐陰性があると言われます。

和室の壁際に追いやられて使っていなかった座卓の上にクッカバラを置いて飾っていましたが、その座卓がなくなりキッチンカウンターに飾れば囲いをしても広がる葉が邪魔になり、サイドボードに飾れば採光が足りず、キャスター付きの台に乗せ日が差す場所に移動したりとしていましたがそれも面倒になり、今では1周回って和室の窓際に置かれています。その為、そこの窓から外の出入りは出来ません。

 

モンステラ

今年(2022)の春、外に出し葉焼けをさせてしまい二度と外に置かないと誓ったモンステラ。

同じく和室の窓際に置いています。

 

シェフレラ・コンパクタ クィーン

飾る場所も置く場所もなくなり観葉植物の購入を自制していましたが、曲がった幹が可愛くシェフレラの中でも葉が小さい品種のコンパクタで葉の形が丸いクィーンが気に入って衝動買いをしてしまいました。

これもサイドボードに飾りましたが採光が足りず、今はシノブと同じくキッチンカウンターに飾っています。

 

アスプレニウム

唯一、暖かい時期は屋外に置き外の気温が下がる時期になれば室内に入れているアスプレニウム。

最低気温が5℃以下になる前の11月末ぐらいまで屋外に置くことも出来るのですが、10月になると定位置だったキッチンカウンターに置いています。

ただ、キッチンカウンターは植物でいっぱいで、ただでさえ葉を広げたアスプレニウムには窮屈そう。これも、和室の窓際に置くようになるかも。

 

新しい観葉植物が欲しいけど置く場所がないからと自制して、飾るというより何処に置けるかそればかり考えて楽しめなくなっている観葉植物。

植物の為に置きたいと思う場所は人の邪魔になり、かと言ってサンルームがあるわけでもなく、よく生活するLDKに観葉植物を飾って眺めたいという気持ちがあるので、いよいよ置く事が難しくなった観葉植物は手放して減らしましたが、それでも家の中に観葉植物は全部で8鉢あります。決して多い数ではないと思うのです…。

その中でも目下悩みの種が大型のストレリチアです。

ストレリチア・オーガスタ(2020.7)

ストレリチアを置いていた場所はダイニングの隅で袖壁が死角になりそんなに日は入っていませんでしたが、そこにサイドボードを設置したので置く場所がなくなってしまいました。

どこに置くか検討するにも一番日が当たる窓の前は邪魔で、簡単にキャスターで移動出来る大きさや重さでもなく、和室の窓際に置いても重さで畳が傷みそう。

置く場所がない上に、元々レンタル払い下げ品だから葉に傷などはあったけど、最近ますます葉が割れてみすぼらくなってきました。

しかも、徒長した茎や倒れる茎。芽が新しく出ても茎が伸びずバランスが悪くなったり、中には葉が自然に開ききらず手で広げないといけないような状態に。これら日照不足が原因だと思います。

そして、もっと問題なのが1mmもない白い点状で爪でカリカリと引っ掻いたら取れるカイガラムシが茎から葉にびっしりと付いている事です。

今まで対処してきたけどもうお手上げ状態。カイガラムシが付く原因は風通しの悪さもあります。

置く場所が悪く、置き場所もなく、もういっそのこと外で育てようか…。

そして、この機会に株分けをして割れた葉やみすぼらしい葉、カイガラムシが付いた葉など全部取り除いて小さく仕立て直そうかと思ったのが9月(2022)。

 

株分けや植え替えをするのに寒くなると植物に負担がかかるので、今のうちに済ませようと作業をしました。

陶器の大きな鉢入りのストレリチアを購入してから初の植え替えで、鉢を少しでも軽くする為に入れているとは聞いていたのですが、その鉢の中に発泡スチロールが入っていました。

あれだけ重かったのにこの発砲スチロールがなかったらもっと重かったの?

発砲スチロールに巻き付いた根を解しながら、また古い根も整理し3つに株分けしました。そして、簡単に持ち運びが出来るように11号サイズの樹脂製の鉢にそれぞれ植え3つの鉢を作りました。

カイガラムシが取り付いた葉のみ剪定し、みすぼらしくても割れていても茎が短い葉でも光合成をして残っている無事な新芽が成長するまで、1鉢に最低2枚の葉があるようにしています。

そのように株分けして植えた3個の鉢の写真がなく残念なのですが、それらをとりあえず屋外の北西サービスヤードに置いたのは9月末。

ただ、それで置き場所が解決したわけではありません。