ところで、自分で庭づくりや庭いじり、ガーデニングをして庭を作っている方
「冬の庭」は好きですか?
私は隣家の窓が丸見え(景観が悪くなる)になる冬の庭があまり好きになれませんでした。
だからなのか、毎年1月、2月は気持ちが庭から離れ庭を見る(眺める)事も関わる事もしていませんでした。
それが例年より暖かい冬で庭に立ち入る機会がありこうしてじっくり庭を見て、冬の庭の好きな所、楽しめる所を見つけてみようかな、と。
例年より暖かい冬のせいかいつもなら全ての葉が落葉しているカエデの葉が、
まだ完全に落葉せず冬の庭で紅葉した葉がよく目立ちます。
半常緑性(半耐寒性)のキンシバイもここでは葉を付けてくれ、
遠くから見る長い枝葉は赤々と紅葉しているように見えるのですが、
近くで見ると緑の葉もあり黄葉から紅葉までしているキンシバイです。
左側に重なっているナンテンも緑を残しながら紅葉しています。
ナンテンやキンシバイの後ろで緑の葉を付けたマフォニアコンフューサ。
マフォニアも黄色い花が今は小さな実になり、
その右横のギンバイカも実を付けています。
ギンバイカの実は食用に出来ると言いながらまだ収穫していなかったので、
折角なので鳥に食べられる前に収穫しようと思います。
庭の左側(東側)に目を向けると左からフェイジョア、ウエストリンギア、ヒメイチゴノキ、ヤマボウシと葉を付けた常緑の樹木が連なっています。
そんな中、ささやかでも花を咲かせているのはウエストリンギア。
もう、ウエストリンギアは1年中花を咲かせている気がします。
目隠しをしたいという方、成長も早く管理も簡単で今一番お勧めします。
落葉した葉の上に落ちた赤い実はヒメイチゴの実です。
果実酒に出来る程まだ実が成らないので収穫する事もなく
こうしてそのままにしていますが、
この実を狙ってツグミやヒヨドリがやって来るのでしょうか?
食べる物を狙ってやってくる鳥の話は下記をご覧ください。
植物や作物を狙われると思うと困った鳥になりますが、
困る理由もなく庭に遊びに来てくれると思えるなら、
冬の庭で楽しめる鳥の観察も出来るかもしれません。
私の独り言
隣家の窓が見えないように木塀などで隠してしまえば「冬の庭」でも好きになるんじゃない?と言われればそうなんですが、それはしたくないというか木塀に逃げたくないというか…。「窓が隠れる程、樹木が成長すれば庭の完成」という漠然としたゴールがあります。
窓が丸見えになる。冬の庭は作業をすることがない。そもそも寒くて家に籠ってしまうから庭に関われない。
気に入らない事を言い訳に「冬の庭」が好きではないと言っているだけです。
そんなことを言ったら豪雪地域の庭は雪で埋もれて庭を見る事も、作業する事も出来ないわけで、こうして冬でも庭に関われるのだからそれをどう好きな庭に出来るか、楽しめる庭にするか今年は考えてみようと思います。