円い葉の下草
「冬の庭」で頑張って茂っているから好きなツワブキ編。
ツワブキの円い葉が好きですが、ツワブキ以外にも円い葉はあります。
そこで、我が家の冬の庭で繁っている円い葉を探してみました。
フキ
泥跳ねで汚れてるけどキク科フキ属のフキです。
秋ぐらいに虫食い葉や地面に着いた葉を整理し剪定しているので、1月は幼苗をたくさん見ることが出来ます。
ここでは冬の間でも葉が地上部から消えることはありませんが、雪が降れば葉がシワシワになり枯れる葉もあり、こうして残る葉もあります。
ユキノシタ
庭を作り始めた時、ツワブキと並んで速攻に植えたユキノシタ科ユキノシタ属のユキノシタ。別名、イドクサ、コジソウ。
山地の湿った場所に生育する草本なのに作り始めたばかりの庭は、樹木などで陰になるような場所もなく、日当たりが良すぎて何度か移植させてしまいました。
今では常緑ヤマボウシの株元に落ち着き、細い枝を伸ばした先に新しい株を作って繁殖しています。
この時期、葉脈に沿って白斑が入った黄緑色の円い小さな葉を付けた株をあちこちで見かけます。
植えた当初、春の山菜として食べれると知っても我が家の庭でユキノシタが中々定着しなかったのでまだ試したことはありません。(天ぷらにして食べてみたい…)
ヒューケラ
ユキノシタとくれば次はユキノシタ科ツボサンゴ属のヒューケラ。
円い葉が好きで選んだ下草です。また、ヒューケラはカラーリーフとして楽しめる程の色の選択があるのですが私が好む葉色はオーソドックスな黄緑色。
ヒューケラも日陰を好むのでアジサイの葉で陰になるように植えていますが1月のこの時期は小さい葉が茂っています。
パンダスミレ
スミレ科スミレ属、半耐寒性多年草のパンダスミレ。別名、ツタスミレ、ツルスミレ。
地域によっては落葉しますがここはこうしてぽつぽつと葉が残っています。
よく見るスミレの葉と違って円い葉で半耐寒性多年草ということで選んだのですが、葉だけを見てもスミレとは分かりませんよね。ツルも見えないし。
パンダスミレは環境が合えば繁殖力が強くランナーを伸ばし四方八方に増えていくので植えてはいけない。と言われますが、我が家の庭では困ることは一切ないのです…。(裏を返せば、環境が合ってないということです。)
チトメグサ
ここ最近、砂利に生えてくるウコギ科チドメグサ属のチドメグサです。
チドメグサの葉のサイズは大きくても直径1cmぐらい。
雑草扱いか繁殖力が強いためあまり好まれることがないチドメグサですが、やっぱりこうして気になったのは円い形の葉だったから。
除草することもなくこのままにしています。
「冬の庭」で好きな所
「冬の庭」の好きな所、楽しめる所を見つけてみよう。から始まって、
寒い冬の庭で私の好きな形をした葉の下草が頑張って茂っているから好きだよ♡
と答えたツワブキのように大きな丸い葉から、
今回の最小直径1cm以下の円い葉も含めて考えると、
単純に円い葉というより円い傘のような葉が好きなのかな?
そして、私が好きな円い葉ははかなげな花を咲かせる植物が多いいです。